- 2012-1-11
- センター試験対策
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
センター試験まで、あと3日!(゚д゚;)
となりました。
ここまで来たら、「本番までにやれること」「やれないこと」が明確になってくると思います。
本当はもっと早い段階で、それがすべてわかっていることが理想ですが、
当日までにどこまでやれるかというのは、このあたりまで来て、ようやくハッキリしてきた人も少なくないかと思います。
「時間的に、もうやれないこと」があるのにもかかわらず、マインドが完璧主義のままでいると、
ただただ挫折感が伴います。なんか
「やること全部終ってないじゃん俺・・・(;д;) 」
みたいに、悲しくなるだけです。この場合、考え方が間違っています。完璧主義が違うのです。
では、どう考えたらいいのか?
実はおとといに、当会のOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)の合宿の中で、ある受験生の女の子がこんなコメントをしていました。
その子の先生の言葉だそうですが、
「どの教科も、完璧にできる人なんて殆どいない。
中途半端でいい。周りの奴だって中途半端だ。
あとは、その中途半端をどこまで高められるかだ。
今だってゼロなんかじゃないんだから、毎日少しでも前に進んでいるんだから、
自分の今までと、あとわずかを信じろ。」
・・・まさにこの考え方ですね。
センター本番にあたって「完璧主義」を貫くというのは、もう理論上ありえないわけです。
「出題範囲をすべて完璧にやりきる」という意味での完璧主義は、少なくとも今このタイミングでは非現実的であり、精神衛生上もよろしくないです。
上記のとおり、自己嫌悪的な気分にもなりかねません。
「完璧」という概念は捨てて下さい。そして、前述の先生もおっしゃっているように、ここから先は
「中途半端をどこまで高められるか」
の勝負です。それだけを考えましょう。そして
「あとわずかを信じる」
のです。
また、別の合宿の参加メンバーは、こう言ってました。
「暗記系は最後までどうなるかわからないですよね!
会場に着くまでの間も、歩きながらでも、最後の一瞬まであきらめない!」
こういうマインドになっている人しか、奇跡は起こせないです。
先日紹介した
「勝つためにできることはもうないか?」
なのです。これを今一度考えてみましょう。「もうない」わけがありませんから。
この数日が、人生の正念場です。
この数日めっちゃ頑張って、あとで遊べばいいんですから。
人生やるべきときにしっかりやっておかないと、あとでどんなに頑張っても取り返すのは難しいこともあるのです。
勝つためにできることは、まだまだあるはず。
ぜひ最後の一瞬まであきらめないで、自分の夢と闘ってほしいと思います。