- 2015-6-11
- 受験を突破するマインドセット
こんにちは、中西です。
今週は、1週間かけて特別企画
「週間目標を中西に宣言して
充実した1週間にしよう」(参加費無料)
というキャンペーン中。
今日から週の後半戦として
がんばってもらってます。
くわしく知りたい方はこちらをどーぞ。
今週の初めに作成した
「1週間の目標」
の達成に向けて、
現在進行形でみなさん
頑張っておられるので、
今回は、そんな
“自分との勝負”
について参考になる小話を。
本題。
ちょっと前の話ですが、
北京オリンピックで北島康介選手が
平泳ぎで二冠・二連覇という偉業を達成したとき
彼はその勝因として
「勝負脳を鍛えたおかげです」
と話したそうです。
この「勝負脳」というのは、
脳神経外科の専門家である
日本大学大学院の林成之教授が作った言葉ですが、
この林教授が北京オリンピック前に
北島選手に「勝負脳」の
レクチャーをされていたのです。
この「勝負脳」というのは、ようするに
試合において最高のパフォーマンスを
発揮するためのマインドセットなのですが、
これがなかなか面白くて
シンプルなのに非常に奥が深い。
受験生の受験勉強に
かなり使えそうだったのでご紹介しますね。
ポイントは、全部で6つあります。
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<「勝負脳」を発揮するための心構え>
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・ライバルに勝とうとするのではなく、自己記録の更新にこだわる
・常に、自己ベストの3割増の力を出そうとする
・疲れた、大変だというような否定的な言葉を使わない
・調子のいい時は休まず、アグレッシブにやり続ける
・最後まで「勝った」と思わない
・プールと自分が一体化するイメージを持ち、自分の世界を作る
——————————————-
複雑な内容ではなく、どれも
シンプルな心構えばかりですね。
シンプルですが、この6つを
愚直に実践したらどうなるかは、
北島選手がこれ以上ないほどの
実績で証明してくれています。
ちなみに彼は、上の中でもとくに
「否定的な言葉を使わない」と
「自己記録の更新にこだわる」
の2つを特に意識していたそうです。
この「勝負脳」の心構えについては
たびたびこのメルマガでもご紹介している
脳の専門家の篠原菊紀教授も
「(勝負脳は)勉強にハマり続けるための心構えに通じる」
とおっしゃっています。
6つすべて実践できなくても
どれか一つでも意識してみる価値は
十分にありそうですね。
受験勉強の参考にしてみてください。
「『勝つ意欲』はたいして重要ではない。
そんなものは誰もが持ち合わせている。
重要なのは、勝つために準備する意欲である。」
ボビー・ナイト(バスケットボールコーチ)