- 2010-12-21
- 受験が終わった後について, 受験の意味を考える, 受験を突破するマインドセット
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
前回のつづきです。
<前々回の記事>
「受験の結果」が人生でどれくらい重要なのか考えてみた
<前回の記事>
受験の成功体験は、半永久的にDNAに組み込まれる
前回は、受験を乗り越える成功体験を持つことで、
あなたのセルフイメージが上がり、
それによって
生涯持ち続けられる
「俺(私)はやれるんだ」という自信
が、あなたのDNAに組み込まれる、
これが、辛い受験を乗り越えて、合格勝ちとる
大きなメリットだという話でした。
前回の記事では、たまたま難関大学の人たちを
例に出しましたが、
あなたが望む志望校の合格を、
あなたの精一杯の努力で勝ち取る
「成功体験」
を持つことが今後の人生にとって何より重要ということです。
成功体験を持つことで
高くなったセルフイメージが
その後のあなたの本当の夢をつかむ
チャレンジをする上でのベースとなるのです。
さらっと書きましたが
これは非常に重要なポイントです。
そのように「俺はやればできるんだ!」という
自信をまず持つ。
これをベースにして、さらに
受験を勝ち取る上で得たプロセスが、
別の分野にチャレンジするときに応用できます。
つまり・・・
長期目標を立てる(志望校を決める)
中期目標を立てる(○月までにこの問題集を終わらせる)
短期目標を立てる(今週中に○ページまで終わらせる)
自己管理を行う(早寝早起、整理整頓、食事管理、時間管理など)
面倒くさい雑務をこなす(苦手科目の克服)
最後まであきらめない(直前期の追い込み)
このように、受験で合格を勝ち取るまでの
一連のプロセスは、
あなたがその後、本当の夢をつかみに
いくときの、非常にすばらしい予行演習
となっているのです。
逆にいえば、受験を乗り越えられたなら、
その後、あなたは本当の夢をつかめる
可能性は飛躍的に高くなる。
数学や化学などを勉強しながら
「いったいこれが何の役に立つの?」
と思う人も多いかと思いますが、
そこで学んだ内容が直接的に役に立つ
というよりは、
直接的には役に立たないであろう
分野を勉強して合格を手に入れるまでの
プロセスの中に、
あなたの今後の夢をつかむノウハウが
つまっていると私は思うのです。
どんな夢であれ、それを達成するまでの
プロセスには、やりたくないような
めんどくさい作業も何割かは、
必ず入っています。
苦手科目、嫌いな科目の克服はそれと同じです。
話をまとめますと、
今あなたは不安で辛くて大変しんどい
状況だとは思いますが、
この受験を突破した先には、
合格という成功体験を持つ♪
↓
大きな自信がつく
↓
セルフイメージが上がる
↓
(夢にチャレンジする機会で)
受験で予行演習した
目標達成プロセスを応用する
↓
仮に壁にぶつかったとしても、
「俺はやればできるはずだ」と思える
↓
仮に壁が何個も続いても
セルフイメージを壊さない、あきらめない
↓
本当の夢が実現する
と、こういう世界が待っています。
今、目の前の受験勉強を
こなしていくのは重要ですが、
来年以降の本格的な怒涛の
追い込み期に入る前に
今一度、受験の持つ大きな意味を
ここで確認していただけたら幸いです。