- 2014-3-6
- 勉強を楽しむテクニック, 受験を突破するマインドセット
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私が以前勤めていたある教育関連の会社で、
とてもかっこいい上司がいました。
この方は、大手銀行からその会社に
役員待遇で転職されてきたのですが、
いわゆるスーパービジネスマン的な方で、
とにかく仕事もできる上に、人望も素晴らしい方でした。
その方に会うたびに
「なんでこの人はこんなにかっこいいんだ?」
「何がこの人のエネルギーになっているんだ?」
と毎回思ったものです。
いろいろお話を伺っていくうちに
その秘密はほぼ解明したのですが、
その中でも、未だにすごく印象に残っていて、
私の頭からずっと離れないフレーズがあります。
その方が私に教えてくれた
“エネルギーの秘密”というのは
実にシンプルな答えでした。彼はこう言ったのです。
「『仕事は楽しむもの』が俺のモットーだから」
・・・これです。結局これだったのです。
正直、当時の私にとってかなり強烈な言葉でした。
というのは、私はそれまでこんなことを面と向かって
口に出して言う人に会ったことがなかったからです
(本にはいくらでも書いてありましたが)。
実は、それ以前に逆のことを言われたことはありました。
あるおっちゃんから
「仕事を舐めたらあかん。
仕事というのは楽しむものじゃない。
苦労の対価として金をもらうんだ」
と言われたのです。
そのとき思ったことを正直に言いますと、
たしかにそのおっちゃんは、自分でおっしゃる通り
仕事は楽しそうではありませんでしたし、
つまらなそうに労働している感じでした<(_ _)>
今だからわかるのですが、
結局人は自分の「認識」によって、
それに見合った「現実」を作り出しているということです。
この場合は、「仕事観」というようなものだと思います。
「仕事は楽しむもの」と思うか、
「仕事とは苦労するもの」と思うか。
私がその上司の言葉に驚いたのは、
その方の仕事内容というのが、
とても高度な経営判断が必要となる、
極めて難易度の高い仕事だったからです。
そんな大変な仕事をされていたので
どれほど心労の多い毎日かと察していたら、満面の笑顔で
「『仕事は楽しむもの』が俺のモットー」とか言うわけです(゚口゚;
若かかりし私は、この言葉に
ズキュン!とやられました(へんな意味ではありません(笑))。
以来、私の中で、勉強でも仕事でも「楽しむ」ということが
いつも大きなテーマとなり、さらに「楽しむとは何か?」について
常に考え続けるようになりました。
実は、あなたが勉強をするときも同じです。
この「楽しむ」という心理は、高い生産性で
勉強をしたい場合には、とても重要な鍵を握ります。
「勉強とは苦労するもの」
「勉強なんて面白くないもの」
「勉強は楽しくないもの」
そんな「認識」(イメージ)でいると、
残念ながらそれに見合った「現実」が目の前に出現するのです。
これはオカルト的な話ではなく、必然です。
このように勉強をするときに「楽しさ」が
心のどこにも見当たらない人は、やる気もいずれ停滞し
必然的に生産性が落ちて行くしかありません。
昔の偉い人はこう言いました。
「楽しんでいる人には、誰も勝てない」孔子
2500年も前から物事の成功法則は変わらないということです。
技術が進歩しても、人間の本質は
変わらないから当たり前ですね。
では、そもそも「勉強の楽しさ」とはどういうものなのか?
どうすれば、「勉強は楽しい」と思えるようになり
生産性が高い毎日を送れるようになるのか。
これについて、次回、私が考える
【 「勉強の楽しさ」とは何か 】
について、またその楽しさをうまく利用しながら
実力を上げていく方法について、
くわしく解説したいと思います。乞うご期待。
※次回記事をアップしました⇒ 永久保存版!勉強が楽しくなるリスト