- 2011-3-9
- 効率的なノートの取り方, 効率的な勉強法~中上級編~
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、私が最近ようやく行き着いた「メモ」の取り方について。
社会人の方ならほとんど当たり前だと思いますが、中高生・浪人生の方であっても、
気づいたことをメモする習慣
というのは、非常に重要です。
メモする「気づき」は何でもOKです。
たとえば、たまたまある日、数学の計算問題から勉強を始めたら、非常にその日調子が良かったとします。
それはもしかしたらたまたまかもしれないし、実は前日よく寝たから調子が良かったのかもしれない。
でも、もしかしたら、計算問題から始めると頭のウォーミングアップになって、そのせいでその後の勉強がはかどったのかもしれない。
その時点では、まだはかどった原因は断言できないかもしれませんが、ともかく計算問題から始めたら調子が良かったのなら、
「1日の勉強を計算問題から始めたら調子良かった」
みたいにメモをしておく。
あるいは、風呂上がりに勉強しようとしたら、毎回どうもやる気がでないとしたら、
「風呂上がりの勉強は自分には向いてないかも」
などとメモしておく。
テレビやマンガを見ていて、すごく感動する言葉があったら、それをメモしておく。
「あきらめたら、そこで試合終了だよ」
みたいな(笑)。
本当にメモする内容は何でもよくて、「ちょっとした気づき」があれば、それをすかさず記録しておくのです。
1つ1つは本当にちょっとした気づきなのですが、これが積もり積もって蓄積されていくと、
数ヶ月、半年、1年・・・と立ったときに、ものすごく大きな差がついていくのです。
残念ながら人間というのは「忘れる生き物」なので、せっかく気づいたことや感動する言葉などでも、
驚くほどあっさりと忘れてしまいます。涙を流すほどめっちゃくちゃ感動する映画を見ても、数ヶ月もすれば、
「そういや、そんな感動する映画あったな~。なんかすごくよかったけど、内容はうーんと・・・どんなんだったっけ?」
みたいに、「感動した映画だった」という漠然とした記憶は残っていても、詳細なストーリーや登場人物をすっかり忘れてたりします。
(ちなみに中西は何ヶ月か前に「サマーウォーズ」というアニメ映画を鑑賞しまして、
「これは俺が見たアニメ映画でダントツのNo1だ!日本が誇るアニメだ!素晴らしすぎる!」
などと半泣きするほど感動したのですが、今では断片的にしか思い出せません。。。個人的な記憶力の問題もありそうですが。。)
感動した映画ですらそうなのですから、「ちょっとした気づき」程度のものなんて、
メモしてなければ2日もすれば頭からすっかり消えていると思っていいでしょう。
「ちょっとした気づき」をその都度書き留めておく人と、すっかり忘れてしまう人。
どちらが1年後に成長しているかは、もはや火を見るより明らかです。
で、ここまでが「メモの効用」の一般的な話。
ただ、「メモの効用」がわかったとしても、実は次なる壁が待ち受けています。それは、
メモをどのように取るべきか?
という方法論の問題。
「メモを取る」と一言で言っても、その「取り方」はたくさんあります。たとえば、
▼メモ用紙に書く
▼付せんに書く
▼携帯電話のメモ帳を使う
▼メモ専用ノートを使う
▼手帳に書く
▼広告の裏に書く
▼ICレコーダーに吹き込む
▼手にボールペンで書く
▼パソコンのメモ帳などに書く
などなど、アナログからITツールまでもういっぱいありまして、「メモの取り方」だけをまとめた本なんてのも、たくさん出版されています。
で、私も長年にわたりいろいろとメモの取り方を試してきたのですが、
最近になって、ようやく非常に自分にしっくりくる「メモの取り方」を発見しました。
私も何冊か上記のような「メモの取り方」の本も読んだことがありますが、
私が見た中では、この方法はどこにも書いてなかったですね。
「メモの取り方」に正解なんてないと思いますが、せっかくなんで私のやり方をシェアします。
その方法とは・・・
次回に続きます(!)
P.S
次回に引っ張ると読者さんの期待値が上がってしまうので怖いのですが(笑)あまり期待せずにお待ち下さいませ。。
あくまで私にとって「すごくしっくり来た方法」ということです。