- 2012-3-22
- 1ヶ月100記事企画, 効率的な勉強法~中上級編~, 参考書学習テクニック, 受験を突破する記憶術
◎今回の記事は・・・
「参考書学習の効率を高めたい人」が対象です。
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
イチローの食生活が、テレビで放送禁止になったようです。
▼今日のピックアップ
イチローの食生活に迫った番組
医療支援団体抗議で放送見送り
アメリカで、イチローの偉業を支えている食生活を
クローズアップする番組が、
医療支援団体のクレームで放送直前に見送られたとか。
イチローと言えば、7年間欠かすことなく
毎朝カレーを食べていたことで有名ですが、
それだけでなく、大の野菜嫌いで
▼独身時代は牛タン一辺倒、
▼結婚後は、7年間毎朝カレーのみ、
▼ここ数年間は、朝食は食パンとそうめんだけ
だったようで(笑)
アメリカの子供たちがスーパースターの
真似をして、
社会問題になっている肥満を助長したら
困るということで、放送が見送られたようです。
サッカーの中田も大の野菜嫌いで有名ですね。
「極端な偏食」と「スポーツの偉業」は
何か関係があるのでしょうか。。
「何事にもこだわりがハンパじゃない」
ということのような気もしますが、
因果関係は謎ですね。
ちなみに、私が最近極端になんでも食べることと
ここ最近太り気味なのは・・・因果関係は明白です。。(゚д゚;)
本題へ。
今回は参考書で勉強するときの
ちょっとしたコツを1つ。
参考書で勉強するときは、
ほとんどの場合、「何周も繰り返す」ことが前提になります。
最初から最後まで1回やって終わり(゚◇゚)ノ~
なんてことは、通常はありえません。
また、
「1周目も2周目も3周目も、全部同じ分量をやる」
などということも、ふつうはないはずで
ほとんどの場合、1周目より2周目の方が
やる分量が絞られてきますし、
2周目より3周目、3周目より4周目の方が
どんどんやる量は少なくなるわけです。
このとき、繰り返すスピードを高速化するには
【 何周目に何色のペンを使うかを、全教科統一する 】
というのが最適です。
たとえば、1周目は、重要だと思った箇所・覚えにくそうな箇所に
「赤色のペン」で線を引く。
まだ1周目ですから、赤色の線をたくさん引いてしまう
ことになるかもしれませんね。
そして2周目には、赤色の部分だけチェックしていきながら、
さらに重要な箇所・まだ覚えにくそうな箇所に
重ねて線を引いていくわけですが、
2周目も同じ赤色の線にするよりは
(たとえば2周目は赤の波線、二重線など)、
「色を変える」ほうが直感的にわかりやすいです。
つまり2周目は、赤色をやめて「青色」で線を引く。
3周目も同様に、青色の部分をチェックしながら
その中でさらに覚えておきたい部分に
今度は「緑色」のペンで線を引く。
「参考書を何度も繰り返す」という受験勉強の定番の方法は、
繰り返すにつれて、確実に覚えた部分は省略し、
少しずつ1周する分量を減らしていくわけですが、
その一連のプロセスを、素早く“直感的に”進めていくためには、
【 視覚(目)が持っている色を認識する機能 】
をうまく利用するのが効率的。
上記の例でいえば、3周目に緑色の線を引いているので、
うまくやれば、4周目はもうページをパラパラとめくって
その緑色がパッと目に入った時点で軽く確認、
というだけでチェックを終わらせることが
できるようにもなります。
さらに、直感を利用して圧倒的なスピードアップを図るなら、
【 線を引く色の基準を、全教科統一する 】
のが理想的です。
英文法の参考書は、3回目を「緑色」で引いて、
英単語帳は、3回目は「ピンク色」
古典文法の参考書は、3回目が「青色」で、
化学の参考書は、3回目が「オレンジ色」、
・・・なんていう、バラバラの状態では
直感的に大事な部分を見分けることができなくなり、
いちいち「この色は何回目だっけ?」などと
考える必要がでてしまいます。
これが、全科目で色を統一していたら、
「緑色=3回目」
「オレンジ色=4回目」
などと頭にインプットされているので、
たとえば、各教科の参考書をパッと見て
緑色の部分だけチェックする、
といったことが、ストレスなく瞬間的にできるようになります。
この「全科目で色の基準を統一する」という方法は、
最初こそあまり差はつきませんが、
受験の後半戦になっていくにつれて、
高速で復習できるようになるので、
最小限の労力で、直感的に大量のインプットも
できるようになります。
「使うペン」はボールペンでも蛍光ペンでも
何でもいいですし
「使う色」も自分の好みでいいのですが、
「使う順番」は、最初に一度決めたら、
それを全教科・全科目で統一し、
受験期間中は、その順番を変えないようにする
ことをおススメします。