- 2011-2-24
- 試験本番の対策
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
前々回まで、しばらく長編シリーズが続いたので、今回もさくっとしたお話を。
明日は国立大学の2次試験ですが、今さらここにきて私からお伝えできることなど特にありませんが、
(センターのときにも少し書きましたが)もしもあなたが試験当日に自分のベストを尽くせないパターンがあるとしたら、
「緊張のしすぎ」か「睡眠不足」
のだいたいいずれかです。
あとは「部屋が寒すぎた」「隣の奴の鉛筆の音がうるさかった」などといった、自分以外の要因でベストが出せなかった、といったことはありえますが、
それはまあ事故みたいなものですから、今回は考えません(笑)。
「緊張のしすぎ」は、試験当日における「精神的な」問題の1番にくるものですし、
逆に「睡眠不足」は「肉体的な」問題の1番にくるものといえます。
もし実力があるのに当日失敗するとしたら、その2つのいずれかが原因になる可能性が非常に高い。
まず「睡眠不足」のほうは、対策はもう「寝る」しかありません(笑)。いつもどおりか、いつもより少し早めに寝るようにしてください。
(試験だからと寝る時間をいつもより早めすぎると、寝れなくてかえってあせりますのでご注意を。
理想はいつも通りに寝ること。ですが、会場まで行くのにかかる時間などいろいろあると思いますので、そのあたりはご自身で調整してください)
「緊張」の取り除き方については、センター対策のときに詳しく書きましたので、そちらの記事をご覧ください。
<関連記事>
緊張する「では、始めて下さい」の直後に、まずやるべきこと (後編)
ようするに、試験がスタートした瞬間、みんなと同じように一斉に問題を解き始めるのではなく、
数秒~15秒程度、スタートする時間をずらし、
その間に問題に取り組み始めた周りの他の受験生を軽く(横目で)眺めるのです。
そうすることで、自分が置かれている状況を「客観視」できますので、緊張がほぐれる可能性が非常に高くなります。
みんなと同じように、みんなと同じタイミングでスタートするから、そのすごい雰囲気に「飲み込まれる」んですね。
スタートするタイミングを勝手に少しだけずらすことで、残りの99.9%の時間を、良好な精神状態ですごせる可能性が極めて高くなります。緊張しやすいタイプの人にはこの方法はオススメ。
あとは、深呼吸。
このブログでも何度か記事にしてますが、どうもまだ「深呼吸のリラックス効果」を十分理解してもらえてない気が(笑)
詳しく書き出したらまた長いのでやめときますが、とにかく「呼吸」と「人間の精神状態」は極めて密接に連動しているので、
緊張しそうになったら、大きく吸って、大きく吐く。「○秒吸って、○秒吐く。その際・・・」とかなんとか、いろいろ手法はあるのですが、、
もう明日試験のあなたは、とにかく緊張しそうなら、いや、緊張しそうでなくても、
難しく考えず、単純に「大きく吸って、大きく吐く」ことを試してください。アルファ波が出て、脳が理想の状態を保てますので(ちなみに鼻呼吸の方が効果高いです)。
そういえば、以前見たトーク番組で、ある芸人さんが舞台で緊張しそうになったら
「緊張したらもったいない」
と思えば緊張しなくなるとか言ってましたね。
いわく「人間は、もったいないと思うことをしたくないから、自然に緊張しなくなる」とのこと。
番組では、「でもその人は舞台で緊張してた」とかいうオチで笑いをとってましたが、
実は私の知人でこれを大勢の前でスピーチするときに試した人がいて、「効果があった!」と本人は言っておりました。
よかったら、試してみてください。
そんなわけで、いよいよ明日運命の2次試験を受ける方、ベストを尽くして頑張ってきてください!
P.S
あ、あと以下の過去記事をまだご覧になってない方は、一度ご覧になってみてください。
何気なく書いた記事だったのですが、ものすごい反響があった記事で、
多数の方から「本番ですごい効果がありました!」とおっしゃっていただいたテクニックです。
受験当日の休憩時間に、必ずやっておくべき作業