- 2010-12-30
- 受験を突破するマインドセット
- プチ笑い有り
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
とうとう今年も残りあと1日ですね!
そしてその翌日は、ついに2011年の幕開け、ザ・お正月でございます。
突然ですが、はい、連想ゲーム。正月といえば?
おせち、お年玉、お餅、初日の出、年賀状・・・といろいろありますが、
やっぱり正月を正月たらしめる日本の文化としては、
初詣(はつもうで)
というものがあります。
毎年初もうでする人、しない人といると思いますが、個人的には、受験本番を控えた受験生は、
せめて今年くらいは初もうでに出かけられた方がいいと思うのです。なぜかといいますと、初もうでに行くと
神社の神様があなたの願い(志望校合格)を叶えてくれるから
ではなく、
本番に向かう気持ちのスイッチがガツンと入るから
です。
(神様がいるいないの議論はとりあえず置いといてください。個人的には初詣してお祈りしてる人が神様を信じてないというのは意味不明なんですが、まあ今回の内容はそれはどっちでもいい話ですので)
ようするに初もうでに参拝するいうことは、神社や寺院・教会などにわざわざ足を運んで、その1年についてお祈りするわけです。
お祈りする内容は、人それぞれですが、受験生としては、お祈りする内容はもはや言うまでもありません。
「世界人類が平和でありまうように。とくに尖閣諸島問題を始めとする日中関係やアジア諸国の様々な問題が解決していきますように」
などとと真剣に祈る受験生がいたらすごいです。只者ではありません。
しかし神様側も「とりあえず、君は受験のことを今は考えなさい」というのではないでしょうか(たぶん。。)。
まあ、もちろんあなたにとって志望校に合格する以上の重要な願いがあるならそれをお祈りしてください。そこまで絶対的に願いの内容を押し付ける資格は私にはありませんし(笑)
ただ、一般的に考えて、受験生が初もうでに参拝したなら、志望校合格について祈っても誰も文句は言わないでしょう。
話を戻しますが、そうやってわざわざ寺社などに足を運んでお祈りし、
絵馬などに「○○大学に合格しますように」みたいなことを書き込んだりする一連の行為をとおして、
神様が願いを聞いてくれる、聞いてくれないといった話以上に、
自分の中で「よし、合格してやるぞ!」というスイッチが入ります。これが大きいのです。
だって、ゆっくり寝ていてもいいはずのお正月にわざわざ足を運んでまでして寺社や教会に出向き、神聖な気持ちでお祈りしたわけですから。
宗教儀式としてはお祈りするならそういった場所へ出向くのは当然なのかもしれませんが、
我々現代人としては、やはり改まった気分で神聖な気持ちで神聖な場所に出向いてお祈りをするという、
この一連の行為そのものが、ふだんの日常生活にはない行為ですので、「気持ちのスイッチ」を入れる効果は十分あるのです。
いつもと同じ自分の部屋、たとえばAKB48のポスターが貼ってあったり、水着を着たグラビアアイドルが表紙になってるヤン○ジャンプがころがっていたり、昨日食べたとんがりコーンがまだちょっと残っている袋が転がっているような、
煩悩だらけのいかがわしい(!?)空間でお祈りしてみても、まあ、神聖な気持ちになるとか、真剣に気持ちのスイッチをピシッと入れるといった心理状態にはなりにくいでしょう。
なので、あえてこの初詣という日本の文化を利用し、神社・寺社・教会といった「あえて神聖な場所に足を運ぶ」という行為をとおして、
「神聖な(真剣な)気持ちで」合格祈願をする。それによって、自分自身に
「よっしゃ、やってやるぞ!!」
と強く言い聞かせる「やる気のスイッチ」を入れることが、自然な流れでできるようになるわけです。
神様がいるかいないか、祈りが通じるか通じないか、みたいな議論はさておき、
少なくとも、初詣をすることで気持ちのスイッチがガツンと入るのは(真剣に祈れば)間違いありませんから、
それだけでも、受験生としては初詣に参拝しておく価値は十分あるといえるのです。