- 2010-11-29
- 受験を突破する健康管理術
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ついに11月も終わりですね。
受験生にとっては「イライラさせられるものランキング」上位に食い込むであろうクリスマスソング(少なくとも私はそうでした(笑))も街のあちこちで流れて来ております。
来年のクリスマスには志望校でパートナーと楽しいひと時をすごすことをイメージして乗り切りましょう(笑)。昨日話した合格ワクワクリストに入れといてください。
さて、そうは言っても、この時期になると受験生の方は受験勉強のことで頭がいっぱいだと思います。
そのせいで案外大事なことを忘れている人が少なくありません。それは、
風邪の予防対策
です。これ、やってますか?
どんなに成績が良くても、模試の判定が良かったとしても、受験当日に風邪を引いて体調を崩してしまったら、元も子もありません。
熱がある状態で受験をしても、ふだんの半分も頭が働かないことでしょう。最悪、受験そのものに臨めないということもありえます。
まずは、基本のうがい・手洗い。あまりにもよく言われることなので軽視しがちですが、
ある全国調査によると、1ヶ月間水でうがいをした集団と、うがいを全くしなかった集団で、うがいをした集団の風邪の発症率が、してない集団と比べて4割低かったそうです。
うがいの風邪予防効果ははっきりと認められているんですね。風邪のウィルスがのどに付着して、そこから体に入って行くようです。
なので、外出から帰ってきたときに、のどに付着したウィルスが体内に入る前にうがいをすると、ウィルスが洗い流されて予防できるわけですね。
自宅に帰ったときだけでなく、通学・通塾したときに学校や塾でもうがいをしたほうがいいですよ。
で、風邪だけであればこれでもある程度予防できますが、やっかいなのはインフルエンザです。
インフルエンザの予防接種はぜひやっておきましょう。
日本の受験シーズンは、見事にインフルエンザが流行るシーズンとかぶっていますからね。
間違っても「自分は大丈夫」なんて思わないように。こう考えて失敗する人が、風邪予防の件に限らず本当に多いです。
みんな「自分だけは大丈夫」ってなぜか思っちゃうんです。
受験生の方ではいないと思いますが、
タバコを1日に何箱も吸えば、かなり高い確率でいずれ病気になる可能性があるのに、「まあ自分は大丈夫だろう」みたいに思ってしまう人も多いです。
その同じ人が、200万分の1くらいの確率でしか当たらない宝くじを買って「自分は当たるかも」なんて思っている。つまり、
人間は、自分に都合のいいように考えてしまう生き物
ということです。その壁を越えるには、現実を直視して「最悪を想定する」という以外にないと私は思います。
悲しい話ですが、交通事故で亡くなった方で、自分が交通事故で亡くなると思っていた人は一人もいないわけです。
交通事故は常に起こりえる。その「最悪」を常に想定しておくことで、本当の安全運転ができるのです。
「自分だけは交通事故にはならない」と心底思いこんでいる人は、きっと無茶な運転をしてしまうことでしょう。事故が起きてから「自分だけは大丈夫なんてことはなかったんだ・・・」と気づいても遅いのです。
くれぐれも「自分だけはインフルエンザにはかからない。たぶん大丈夫だろう」なんて思わないでくださいね。「最悪を想定する」とは、常に最悪の事態は起こりえると考えること。なので、
「予防接種をしなければ、私は受験日にインフルエンザにかかる」
そう考えて調度なのです。
ぜひ「自分だけは大丈夫なはず」なんて思わず、風邪・インフルエンザ対策をバッチリしておいて下さい。