- 2013-7-1
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中), 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
いよいよ7月になったわけですが、7月になると一気に意識し出すのが「夏休み」ですね。
大学受験生であれば、夏休みまで残り1ヶ月を切っている人が大半だと思います。
このタイミングにおよんで、不合格になる人・成績が秋以降も全く上がらない人というのは、なぜか
「よっしゃ!夏休みになったら、死ぬ気でやるぜ!」
という考え方をする傾向があります。個人的には「え、なんで?」という感じなのですが。。
夏休みまであと約20日あるとしたら、なぜかその20日をボーンと切り捨ててしまう人がいるのです。
で、「夏休みになったら、もう一気にやってやる!」みたいに思っているわけですが、この思考回路を持っている人は、夏休みになったらなったで、また同じことを考えます。
「よし、7月は残り10日ほどしかないし、8月1日から一気にやるぜ!」
などと考えるのです。で、8月になったらなったで、「来週の月曜日から」とか「お盆明けから」とか、
もう見事なまでに未来のキリのいい日を見つけて、「そこからマジでやってやる!」みたいに考えます。これ最悪のパターンです。
今やらない人は、絶対にあとになってもやりません。
私は「このフレーズだけは何があっても口にすまい」と誓っている、おそらく今年の流行語大賞にすでにほぼ当確しているであろう“あるフレーズ”があるのですが、
これを“今”言う人は絶対センスないから、これだけは死んでも言うまい、“今”これを言うやつなんて人として信用できるか!まして言葉のマジシャン中西が、そんな誰もが口にしてる言葉を言ったとき、それは中西の死を意味するのと同じだ!
ぐらいに使用に対して反骨心を思ってる“あるフレーズ”があるのですけど、
私がいま言いたいのはですね、夏休みになってから勉強頑張るんじゃなくてね、やるならね、いつやるかと言うとね、
あ・・・あ・・・口が・・・
・・・おちょぼ口になって・・・あ・・・あ・・・
今でしょ!
今でしょ!
今やで!
さいご関西弁でごまかしてみましたが、はいはい、もう私の負けですよ。これ、今年一度も使ってない人はすごいです。H先生、天才すぎ。売れすぎ。
話を戻しますと、「夏休みから頑張ろう」などと意味不明なことを思いかけていた人に、ここで私から提案があります。それは、
「夏休みまでの目標を、1つだけ作る」
というものです。
上記のとおり、夏休みまでの残り期間を一気に捨ててしまうなんて愚の骨頂ですが、かといって、今すぐテンションが一気に上がらないなら、たった1つだけでいいので、「夏休みまでの」目標を作ってみてください。
3つも4つも作ってしまうと、結局全部中途半端に終わってしまいかねないので、
「この1個だけ達成すれば、とりあえず夏休みまでの勉強としてはギリギリ合格」
と思える、ちょっとだけ高めの目標を1つだけ設定するのです。
日々の勉強はもちろんやるわけですが、「夏休みまでの目標」として意識するものを1つ作っておく。
これだけでも、ずいぶん違います。意識も変わります。最初からあまり欲張って計画倒れになるより、よほどいいです。
くれぐれも、「夏休みからマジでやる!」みたいに思わないでください。
そう思いかけていた人は、1個だけでもいいので「夏休みまで」の目標を設定し、夏休みに入るまでは、その目標だけを強く意識するようにしてみてください。
それを夏休みまでに見事達成できれば、勉強に弾みがついて、大事な夏休みもモチベーション高く勉強できるようになるでしょう。
夏休みまでに自分の中で「1つの壁」を乗り越えて、自信をつけておいてほしいと思います。