こんにちは、中西です。
4月から私がするコーチングプログラムで
「内省」(リフレクション)
を重視した仕組みを導入し、2ヶ月経過しました。
日々メンバーさんからいただく内省の効果に驚いてばかりです。
私が独自に考案した内省の方法もメンバーの皆さんから好評ですし、
これまであまり内省してこなかったメンバーさんが4月から内省をやるようになって、あらゆる面で人生が好転して行ってるのがわかる方も多いです。
そう言えば、つい先ほどもこんな投稿がありました。
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今日は少し遠くまで外出していて、いつもなら帰宅後疲れてまったりしてしまいますが、
内省してまったりする原因を考えて、まったり原因を排除して作業ルームに入ってみたら集中できました!内省すごいです!
集中レベル報告も楽しいです。
でも疲れたので終わります笑
ありがとうございました!
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・・・こういう感想を山のようにいただいております。
こんなに便利なライフハックがあるのに、学校で教えないのが不思議なくらい。義務教育で教えた方がいいと本当に思います。
ただ、内省するといっても、いろんなテーマがあるわけで、集中できない原因を内省するような比較的軽めのものもあれば、
自分の過去や未来や、本質的な資質や、キャリアなど、そんな簡単に答えが出ないディープなテーマもあります。
ディープなテーマで内省をするときに知っておいたほうがいいと思うのは、
「答えは出なくても良い」
と言うことです。
内省のルールとしてそういうものがあるかどうか知りませんが、私の考えです。
例えば「自分の強みは何か」と言うテーマで内省をしたとしても、すぐに答えが出るとは限りません。
自分の強みと言うのは、様々な経験を積んでいくうちにわかる部分も大きいからです。
もちろん、現時点で過去の経験から強みがわかる部分もあると思います。内省でそれが明らかになることもあるでしょう。
一方で、経験値が少ない状態で、過去を見ているだけでは、強みがわからないことも多いです。
その経験を踏まずに、内省ばかりしていても、永久に思考が堂々巡りするだけです。
こういうディープなテーマについては、
「長期的に内省を継続していく」
という考え方が重要になります。1つのテーマを継続的に内省して行くわけです。
「自分の強み」について内省したけど、現時点で明確な答えまでは出なかった。
過去の経験を振り返ってみて、自分にとって楽しかったことや、人から褒められたことを思い出して、
「これとこれが、自分の強みかな?」
という複数の候補が仮説として出てきた。
これだけでも内省をした成果といえます。
で、次回はまた3ヶ月とか半年後に、同じテーマで内省をしてみる。
すると、この間にまた経験値が少し増えているので、
2回目の内省で、前回の内省で出た仮説が正しかったor間違っていたとか、
この間に経験したことで、新たに「自分の強み」と感じる出来事があったとか。
要するに、期間を開けて再び内省をすることで、
その間に前回の仮説を意識して過ごしたり、
経験値や気づきの増加、人間関係の変化、環境変化などが起こるので、前回とは違ったより深いレベルで内省ができるようになります。
これを継続的に繰り返していくことで、「自分の強み」が少しずつ見えてくるわけです。
以上は、あくまで一例ですが、そんな感じでテーマによっては内省しても、1回ですぐ答えが出ないこともありますが、
継続的に内省して行くことで、だんだん正解が見えてきたり、人生が改善していきやすくなります。
今回の例で言うと、1回目の内省で答えは出ませんでしたが、いくつかの仮説が浮かんだわけで、それだけでも進歩と言えるわけです。
そんな感じで、特に簡単に答えが出ないディープなテーマや、中長期的に考えた方が良いテーマについては、
内省して答えが出なかったとしても、それ自体をあまりマイナスに考えなくてもいいと思います。
最終的な答えが出なくても、内省して気づいたことや、新たな視点を持つことができたなら、
それだけでも十分意味があったと言えるわけですね。


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