- 2012-9-29
- 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
まもなく9月が終わり(*_*)
来週からはいよいよ秋本番の10月に入って行きます。
この時期あたりから、毎年多くの大学受験生が
精神的に焦り始めます。
そして、11月~12月の半ば頃には
その焦りがピークとなるのが毎年の恒例(?)です。
もちろん個人差はあるのですが、
だいたいその時期が、受験生が一番精神的に不安定に
なりやすい時期だというのが経験則で判明しております。
なぜ12月半ばまでなのかと言うと、
それ以降の12月末~1月以降にかけては
もうお尻に火がついて(>_<)
目の前のことをひたすらやるしかなくなり
焦ってる暇すらなくなるからです。
よって、その時期に行くまでの10月~12月半ば頃までが
精神的に一番不安定になりやすい時期。
そこで今回は、そんな不安定シーズンに入る前に
精神的な“焦り”を癒す情報を1つご紹介します。
自分の実力が試験本番までに間に合うかどうかを考えていると
不安になって、焦ってきますね。
これは誰でも多かれ少なかれ、そういう気持ちになります。
そこで「なんとかこの焦りを消して、心を落ち着かせよう(´Д`)」
とするわけですが、それでもなかなか焦りが消えないことがあります。
そういうときは、この事実を思い出してください。実は、
【 “焦り”の感情は、記憶力をアップさせる 】
ということがわかっています。
人間は焦ると、コルチゾールというホルモンを多く分泌するのですが
このホルモンが分泌されると
短期的に海馬の機能が高まるのです。
海馬というのは、脳の中で記憶を司っている部位ですから
ようするに、
「焦りの感情は、記憶力アップにつながる」
と言えるわけですね。
ただし、長期間にわたって極度の焦りを持ち続けるのは
当然ながら精神的に危険ですのでご注意ください。
上記のとおり、あくまでも短期的な記憶力アップにつながるということです。
よって、この事実をうまく利用する方法としては
試験までの日数を確認し、
「試験本番まで、残り何日しかない!ヤバイぞ!」
と、“あえて”わざと焦りの気持ちを起こさせ、
その上で勉強を始めるといいです。
その「焦りの感情」が記憶力をアップさせると知っていれば
試験までの日数を思い出して、
あえて“わざと焦る”
ことも1つのテクニックになります。
試験までの日数が少ないことを自覚し、
その焦りで記憶力を高め、緊張感で集中力を高めれば、
勉強するコンディションとしては、
ある意味では理想に近い状態になれます。
そして、勉強が終わったら休憩して
脳をいったんリラックスさせてあげる。
その繰り返しで、マイナスに思われる“焦り”の感情も
逆に受験勉強の大きな武器に変えることも可能なのです。
「焦ってもいいことなんか何もない」
という言葉がありますが、
あれは脳的にはウソだったわけですねヽ(´▽`)/
というわけで、「焦り」というのは受験勉強する人の感情としては
必ずしも悪いことばかりではありませんので
ぜひうまくその感情を利用して、
勉強のモチベーションアップにつなげて行ってほしいと思います。