- 2024-1-17
- 運動の話
こんにちは、中西です。
いよいよ、1年で1番寒い季節に突入してきました。
個人的に1番嫌いな季節ですが、こんな寒い時期でも、健康やメンタルのために運動は欠かすことができません。
寒いからといって運動を欠かすと、体調も悪くなりがちですし、メンタルも不安定になりがちですからね。
その結果、物事に向かうやる気や集中力も低下しやすくなります。つまり生産性が激しく落ちます。
そんなわけで、この寒い時期にも日々の運動は欠かせないわけですが、寒いので、体を動かすのが億劫になるのも事実です。
人間よりはるかに強い熊さんですら、冬場は体を動かさないように冬眠するくらい。寒いと生き物が動きたくなくなるわけですね。
そこで今回は、冬場に運動をするモチベーションが少し上がる話をしたいと思います。
結論から言いますと、
【 寒い中で運動すると「脂肪の燃焼効率」がアップする 】
ということが研究で判明しております。
ダイエット中の人にとっては、寒い中で運動するモチベーションが上がりそうです笑
カナダのローレンティアン大学の研究で、高強度インターバルトレーニングとして有名なHIITという運動を行ったときの、
気温と脂肪の燃焼率や血糖値などの関連を調べました。
(HIITと言うのは、短時間の休憩と短時間の高強度な運動を繰り返す激しいトレーニング。
私も昔1度挑戦したことがありますが、あまりにも大変で習慣化は一瞬で諦めました笑)
この実験の結果、寒い環境で運動を行った場合の脂肪の燃焼率は、常温の環境と比べて3倍以上(358%)だったことがわかりました。
ちなみに、この実験の寒い環境というのは気温が0度、常温は21度だったようなので、
あくまでこれぐらいの気温差の比較、かつHIITを行った場合という条件付きではあり、
すべての運動で、3倍の脂肪燃焼効率とまでは言えません。
ただ、環境や運動内容が違っても、ざっくりと
「寒い方が脂肪後燃焼効率が上がりやすい!」
という傾向はありそうなので、これを頭に入れておくだけでも、運動のモチベーションは上がりそうですね。
寒くて運動が億劫になりがちな人は、よかったら参考にしてみてください。
個人的には、最近外での散歩と、部屋の中のマシンでのウォーキングの二者択一で迷うことが多々あったのですが、
外は日光の効果と自然の効果に加え、今回判明したダイエット効果まであるので、
寒くても外を散歩した方がメリットは多そうですね。
【参照】Exercising in The Cold Could Burn Off More Fat, New Research Shows
https://www.sciencealert.com/exercising-in-the-cold-could-burn-off-more-fat-new-research-shows