- 2010-9-24
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※前回の「鼻呼吸は集中力アップの秘密兵器(前編)」 の続きです。
さて、前回は、鼻呼吸は人間本来の呼吸の方法あり、
鼻呼吸をすることで集中力アップの効果が実験でも証明されているというお話をしました。
今回は鼻呼吸の効能について、もう少し突っ込んでお話したいと思います。
そもそも、なぜ鼻呼吸だと集中しやすくなるのでしょうか?
上記の実験をした会社によると、鼻で呼吸をすると脳に酸素が届きやすくなるからだそうです。
もう1つ、私の経験でいうと、鼻で呼吸をすると、自然に腹式呼吸なります。この腹式呼吸も重要なポイントです。
通常勉強をすると呼吸が浅くなりがちなのですが、この浅い呼吸がストレスの原因の1つになってきます。
鼻呼吸をしてお腹の底から空気を出し入れすることで、ストレスが外へ抜けていきます。これもまた、集中力の持続のしやすさにつながるわけです。
こういった複数のメリットが鼻呼吸にはあるわけですね。
どうしても勉強中に鼻呼吸をやるのに慣れない人は、勉強の合間の休憩時間に1分程度でもいいので、ゆったりしながら鼻呼吸を数回行うといいでしょう。それだけでもずいぶん違います。
とくに休憩時のストレス発散目的に鼻呼吸をするなら、鼻で“深く”呼吸をするとより効果が高いのでおすすめです。
また、「鼻で吸って鼻で吐く」のもいいですが、吐くときには「口から」でもOKです。
つまり、鼻で大きく吸って、口から大きくスーッと吐くわけですね。
この「大きく息を吐き出す」というのはストレスを取り除くポイントです。
世の中にはいろいろな呼吸法がありますが、どの呼吸法もだいたいこの「息を吐き切る」という点を重視しています。
体内に空気がこもることで、ストレスがたまってしまうからですね。
自然いっぱいのところに行ったときに、大きく深呼吸をしたくなるのも、体内の悪い空気を一気に入れ替えることで気分がスッキリすることを、みなさん直感的に理解されているからだと思います。
というわけで、勉強に疲れてきたなと思ったら、大きく鼻呼吸してみるといいでしょう。
可能であれば、軽く口を閉じて、常に鼻呼吸をしている状態を保つと、より効果的です。
鼻がつまりがちな人は、前回お伝えした鼻テープを手に入れるといいと思います。
アマゾンや楽天、ケンコーコムなどの販売サイトで、「鼻テープ」「鼻拡張テープ」と検索すると何個か出てくるはず。
ちなみに私が愛用しているのは、川本産業の鼻腔拡張テープという商品です。1枚20~30円と、他社の商品と比べて安価で手に入ります。
20円くらいで、1日の勉強の集中力がアップするなら、これは安い買い物だと思うのですがいかがでしょう?
テープを買うかどうかは別として、鼻呼吸はとくに難しいテクニックではまったくありません。
いつでも簡単にできる方法なので、ぜひ次に勉強をするときにでも一度試してみてくださいね。