- 2023-11-9
- 休日のすごし方, 勉強のストレス解消法
こんにちは、中西です。
11月3日に公開されて、観た人たちが皆さん大絶賛しており、大きな話題になりつつある映画、
「ゴジラ-1.0」
を見てきました。
事前情報では岡田斗司夫さんが
「97点。今年見た中で1番面白い!日本映画の到達点の1つ」
また、百田尚樹さんも「シン・ゴジラを超えた!」などと大絶賛していました。
個人的に映画評論では比較的信用度が高そうな人たちが軒並み絶賛していたので、まぁ外さないだろうということで見に行きました。
ちなみに初日の興行収入は「シン・ゴジラ」をはるかに超えているようです。
▼【予告】映画『ゴジラ-1.0』《2023年11月3日劇場公開》
先に言うと、私はゴジラのような怪獣映画になど全く興味がありませんでしたが、
7年前の庵野監督の「シン・ゴジラ」が完全に怪獣映画の次元ではない大人向けの傑作だったので、怪獣映画だからと言う偏見はありませんでした。
ただ「シン・ゴジラ」を観た時に「これは怪獣映画の頂点であり、この映画を超えるゴジラ映画は二度と出てこないだろうな」と思ったわけです。
庵野監督の話の作り方があまりにもうますぎて、あんな革命的な怪獣映画を作られたら、もうここでゴジラ映画は打ち止めだろうと。
ところが、今回の「ゴジラ-1.0」は「シン・ゴジラ」を超えたと言う人が多かったので、ホンマかいなと言う感じで見に行ったのです。
舞台は、終戦直後の日本で、主人公は特攻隊の生き残り(神木隆之介)という設定。
監督は「3丁目の夕日」「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」を撮った山崎貴監督。なので、監督の実力は申し分なし。
物語のテイストは、「3丁目の夕日」の雰囲気と「永遠の0」の要素(特攻隊など)が混ざっているような感じがありました。
「シンゴジラ」は日本政府がゴジラと戦う話でしたが、「ゴジラ-1.0」は政府は登場せず、民間の有志たちがゴジラと対峙します。
「シンゴジラ」は家族の話や個々の人物描写は確かほとんどなくて、政府の要人たちがどうやってゴジラの国難を乗り越えていくかと言う感じの話でしたが、
「ゴジラ-1.0」は家族の物語がベースにありますので、主人公の神木隆之介くんの雰囲気と相まって、あたたかい雰囲気も全体的に漂っています。まあ「3丁目の夕日」の監督ですから。
「シン・ゴジラ」と種類が違うので、それを超えたかどうかは判断できないですが、「ゴジラ-1.0」は「シン・ゴジラ」と並ぶ傑作なのは間違いないと思います。
私は泣きませんでしたが、観た人の感想を見ると号泣した人も多いようです。映画館でも誰か泣いてました笑
吉岡秀隆さんが演じる学者が考案した「ゴジラをどうやって倒すか」と言うアイディアも非常に面白くて、映像もリアリティーが凄いので、エンタメとしても十二分に楽しめると思います。
あと、命とは何か?生きるとは何か?家族とは?といったテーマがど真ん中にあるので、いろいろと考えさせられます。
まだ公開されたばかりなので、しばらく上映されると思いますが、興味がある方は、よかったらお時間のある時に観てみてください。
映画は高いストレス解消効果があることが認められているのと、「ゴジラ-1.0」は後味もいい映画なので、とても良い気分転換になると思います。