- 2023-11-10
- 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する食事法
こんにちは、中西です。
集中力や生産性の観点でいうと
「甘いものを食べる」
ことには、メリット・デメリットがあるので注意が必要です。
そもそも、なぜ甘いものが欲しくなるかと言う事ですが、これも複数理由があります。
1番ありがちなのはストレスで、ストレスが蓄積していると甘いものを食べたくなりやすいわけです。
ところが、近年の研究では、その「甘いもの」への欲求と言うのは、
【 「甘い味」ではなく、「カロリーが高いもの」 】
を脳が欲求していると言うことがわかっています。
▼参考:Scientists say there’s no such thing as a ‘sweet tooth’
https://www.netdoctor.co.uk/healthy-eating/news/a26115/no-such-thing-as-a-sweet-tooth/
神経学専門誌『Nature Neuroscience』に掲載されたイエール大学の研究によると、
脳には「甘い味」を処理する部分と、「エネルギー(カロリー)」を処理する部分が、別々に存在していることが判明しました。
研究者によると「甘くておいしいけど、カロリーがゼロの食品」と「まずいけど、カロリーが高い食品」の2択の場合、
脳は後者のカロリーが高い方を選ぶようです。
実際、マウスの実験でも判明していて、「ノンカロリーの甘いもの」と、「高カロリーの苦い砂糖」の2択なら、マウスも後者を選ぶもよう。
要するに、甘い物を求めているように感じていても、実際は
「カロリーの高い食べ物を欲求しているだけ」
ということが多いということです。
であれば、糖質のある甘いものではなく、
「糖質が低いけど、カロリーが高い食べ物」
で満足できると言うことになります。
例えば、タンパク質系の食べ物や、アボカド、ナッツ、チーズなどなど。
私が日中はピーナツペーストで満足できていたのもそういうことかと。
要は「甘いもの」への欲求は、カロリーが足りていないということですから、それを満たすことで余分な糖質を摂取しなくて済むと言うことになります。
別の言い方をすると、カロリーが十分に足りていれば、甘いものへの欲求も減るということです。
下手に糖質を取りすぎると、血糖値の問題で、集中力の低下や体調不良になることも普通にありますからね。
甘いものが食べたくなったときに、代わりとなる「カロリーの高い食べ物」を事前に用意しておくと良さそうです。