- 2019-7-27
- 休日のすごし方, 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは、中西です。
今週から大半の学校で夏休みに入りましたので、長期休暇(or土日祝などの休日)に1日の集中力を高めるコツをシリーズでお話ししています。
ちなみに今週のメルマガ(月~金曜分)をポイントのみ復習しますと、以下の通り。
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1,「起床後の最初のスマホチェックを極力遅らせる」
2,「どうしても何かチェックする必要があるなら、家の中の“居心地の悪い場所”でのみスマホをチェックできるルールにする(例:浴室、トイレ、階段、玄関、ベランダなど)」
3,「それでもスマホで時間をムダにしてしまう人は、いっそスマホのアプリをやめて、アナログ(文具等)に切り替える」
4,「アナログとデジタル(スマホ)の中間にある文章執筆専用の機器“ポメラ”は実は自己管理に使える文房具」
5,「『体力アップ』『健康増進』を目的とした運動」と「集中力アップのために必要な運動」は明確に分けて考える方がいい
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・・・という話でした。(上記はあくまで復習用。各回の話はポイントだけ見ても伝わらないので、気になる方は各メルマガをご覧下さい)
今回は、とくに夏休みのような“長期休暇のスタート段階”でやっておくといい話を。
勉強の集中力というのは、「勉強する場所」に大きく左右されます。これは基本中の基本。
別にその「場所」はどこでもいいのですが、ようするに「その場所で集中できるかどうか」ですね。
極端な話でもなく、「勉強に集中できる場所」さえ見つかれば、集中できない問題で悩まされることも無くなります。少なくともそのリスクが激減します。
「その場所に行きさえすればいい」わけです。こんなに簡単な話もありません。
ややこしいことを考えなくても、「その場所に体を持って行く」だけで、あとはほぼ自動的に勉強に集中できるヽ(´▽`)/。一般的に自習室などはその典型でしょう。
で、ここからが本題ですが、そんな「勉強に集中できる場所」の“穴場”を、一度探してみてください・・・というのが今回のお話。
なんせ「その場所に行くだけで勉強に集中できる」わけですから、そういう場所を複数知っているほど、安定的に集中できて、勉強量を増やせます。
とくに夏休みなどの長期休暇においては、その場所のストックが多いほど有利になりやすいです。
もちろん、「最強に集中できる1箇所」があるなら、ずっとそこだけ利用しまくるのもアリですが、夏休みや休日はその「最強の1箇所」が受験生で激混みすることもよくありますからね。
だからいずれにしろ、「勉強しやすい場所」の選択肢を複数持っている人ほど、有利になるわけです。
私は湖と田んぼだらけの田舎・滋賀県と東京のそれぞれ複数の地域で暮らしてきましたが(これまで住んだのは6箇所)、どの地域にも、必ず集中しやすい“穴場スポット”がありました。
東京は当然かもしれませんが、滋賀県でも複数の場所を見つけていました。
どういう場所かというと、(以下あくまで私の場合)たとえば、某スーパーの中の休憩コーナー的な場所、某公共施設の中の机と椅子、人が少ない小さな図書館、フードコート、いつ行っても人が少ないカフェ(ファストフード)、コンビニのイートインコーナー・・・・などです。
ノートや書き物がないなら、車の中や公園のベンチも短時間なら行けました。
私の母校の高校は、今は知りませんが当時クーラーがなかったので、夏休みは廊下で勉強している人も多かったです。廊下の窓を開けると琵琶湖の涼しい風が吹いてくるので。
そんな感じで、「勉強に集中しやすい場所の“穴場”」というのは、探してみると意外と見つかることが多いです。
もちろん住んでいる場所によって差がありますが、滋賀県のような地方の田舎でも複数見つかりましたので、その気になって探してみたら見つかる可能性は少なくないと思います。
繰り返しますが、「勉強に集中できる場所」のストックが多いほど、有利になります。
そういう場所が見つかれば、「そこに行くだけで集中できる」ので、集中するために余計なことをあまり考えなくてもいいわけです。
そしてそういう場所は、本気で探してみるとけっこう見つかって、しかも意外にいい場所なのに、他の受験生はぜんぜん気づいてない(゚▽゚)/なんてことはよくあります。
受験の後半になってそういう場所を発見したらむなしいので(笑)、探すなら夏休みのような長期休暇の早い段階で探してみてください。
そんな場所が1箇所でも見つかれば、今後の受験生活の大きな武器になります。
それではまた。