- 2019-5-9
- 勉強の習慣化
こんにちは、中西です。
私は先日、5月1日の新元号スタートきっかけで、複数の習慣を同時にスタートさせました。
そしてその進捗記録(Googleのスプレッドシートで制作)も、このメルマガでリンクを貼って公開しました。
今日で9日目になるわけですが、今のところ挫折することなくすべて継続できています。
その新しくスタートした習慣の1つに「英語を1日1分以上する」と言うものがあります。
とんでもなくハードルが低いわけですが(笑)、だからこそ9日間問題なく続いていますし、今後も当分続ける予定です。
(これは受験生や資格試験の英語の勉強とは違い、私の中で長期的に続けていきたい学習の習慣化が目的のため、ここまでハードルを下げています。念のため)
で、この「1日1分以上」と言うノルマですが、実際のところ1分で終わらせている事はほとんどありません。
その時間もスプレッドシートで記録して公開していますが、大体なんだかんだで5分前後やっています。
今はまだスタートして間がないので時間はあえてセーブしていますが、「毎日必ず英語に触れる習慣ができた」と判断できたら、どこかのタイミングで1日あたりの時間を増やしていく予定です。
そしてここからが今回の本題ですが、私はこのノルマをこなすときにどうやって計測しているかと言うと、
タイマーのカウントダウン機能で1分に設定するのではなく、ストップウォッチのような「カウントアップ」の機能を利用しています。
スタートボタンを押すと、0秒・ 1秒・ 2秒…と時間が進んでいくわけですね。
ノルマは「1日1分以上」なので1分になったらそこで止めても良いのですが、ほとんどの場合そこですぐ止める気にはなりません。(「いわゆる作業興奮」の効果により、やり出すとやる気が高まるからです)
すると1分経過後はどんな気持ちになるかと言うと、
「1分30秒も続いた」
「3分もできたぞー!」
「もう5分も経っている。プラス4分もできた」
…と言う感じで、カウントアップ機能によりどんどん増えていく数字を見て、その増えていく時間が喜びに変わるのです。
どんどん経過した時間の数字が増えていくのを見て、「せっかくだし、もうちょっとだけやろう」と言う気持ちになっていきます。
こういう気持ちになれる理由は、上記の通りタイマーのカウントダウン機能ではなくカウントアップ機能を使っているからです。
(私は勉強に集中するためにタイマーのカウントダウン機能を利用するといいよ、と言う話をしていますが、
それと何が違うかと言うと、この話は「集中する」のが目的ではなく、「継続する」のが目的という点)
ただしこのやり方でうまく行くようにするには条件がいくつかあります。まとめると以下の通り。
1、「集中すること」より「毎日継続すること」が目標(より重要)であること
2、かなり低めのハードルのノルマ(日々の目標数値)を設定しておくこと
3、数値を記録していく前提があること
…このあたりですね。上の3つの条件(とくに1と2)を満たす場合は、カウントアップ機能で計測したほうがうまく行きやすいです。
ちなみに私は最近、掃除をする時もこのカウントアップで計測しています。
1日あたり朝と夜に7分30秒(合計15分)ずつやることを習慣にしたかったのですが、タイマーで7分30秒に設定し、カウントダウン機能で計測してもやれない日が何度か出てきました。
要するに忙しいと心理的に7分30秒に設定すること自体が重いわけです(>_<)
そこで計測をカウントダウンではなくカウントアップ機能でやってみたところ、とりあえずスタートボタンを押すだけなので気軽に取り掛かれるようになり(ここ重要)、
結果的に朝晩の2回に分けた掃除を習慣にすることができました。
ということで、カウントダウン機能には集中力を高める効果がありますが、
まだそこまで習慣ができていないタスクについては、カウントアップ機能にすると取り掛かりやすくなることがあるので、よかったら参考にしてみてください。
それではまた。