- 2018-3-4
- その他・雑談
こんにちは、中西です。
本日は日曜日ですので恒例の雑談系ネタで。(このブログ・メルマガは日曜日は雑談系になることが多いです)
今日Twitterを見ていたら、キングコングの西野さんが、非常に興味深いサービスをこっそりリリースされていました。
「しるし書店」と言うアプリなのですが、このアプリを使うと、誰でも簡単に自分自身の本をネットで販売することができる仕組みです。
メルカリやヤフオクの本版のようなイメージですね。
先に言っておきますと、今回の話は“企業案件”などではないので念のため。
純粋に面白いと思ったのと、受験生と相性がいい可能性があり、ついでにお小遣い稼ぎにもなるかもしれないと思ったので紹介することにしました。
「しるし書店」が面白いのは、単なる「中古本のオンライン販売」ではない点です。
店主(つまり本を売りたい人)が、その本を読みながら、気になった部分に線を引いたり、付箋を付けたり、端っこを折ったりして、
何らかの「しるし」を入れてある「世界に一冊しかない本」を取り扱うというコンセプトの中古本屋なのです。
普通の中古本屋さんでは、線が引いてあったり、ページの端っこが折れていたりする本は不良品とされてしまいます。
ところがこのしるし書店は、その本の持ち主が線を引いた部分や、重要だから端が折れているページや、メモ書き、付箋など、
その店主(販売者)自身の「しるし」に価値を見出すお客さんが本を買い取る仕組みです。
1番わかりやすいのは著名人が読んだ本かもしれませんね。
自分が好きだったり尊敬する著名人の本なら、むしろ線が引いてある方が嬉しかったり、学びがあるわけです。
「この人はこの部分が重要だと感じて、線を引いたのか。なるほど」といった感じ。
あるいは先輩・友人・知人や好きな人の本なら、どこに線を引いているのかを含めて買ってみたいと思う人も少なからずいると思います。
また、例えば私は有名人でも何でもありませんが、私のようにメルマガやブログ等を運営している人・YouTuberの方などであれば、ファンの人たちがその人の本に興味を持つ可能性は高そうです。
私がしるし書店で店を開いていたら、どんな本を販売していて、どこに線を引いているかなどに、きっと興味がある人も少し位はいるはず(笑)私が逆の立場ならそうなので。
個人的に面白いんじゃないかと思っているのは、「参考書の売買」です。
例えば自分の志望校や志望する資格試験に合格した先輩が、受験生時代の参考書を「しるし書店」で販売していたらどうでしょうか。
その参考書を欲しいと思う新受験生は、わりと高い確率でいるのではないかと。
志望校(志望資格)の合格者が使っていた参考書で、出題されやすいポイントの部分にしっかり線を引いていて、中には注意点などのメモ書きなども記入されているなら、
場合によっては定価以上の額で売れるかもしれませんヽ(´∀`*)ノ
中には受験が終わったら参考書を売ることを前提に、ちゃんと線を引いて勉強していく、という受験生も出てくるかもしれません。
もっといえば、ポイント部分に線を引いてあげて、赤ペン先生みたいに参考書に書き込んであげて、その付加価値をつけた参考書を大量に売る商売なんかもできるかも。
今後はこれに特化して、代わりに本を読んで線を引いてあげる「読書屋」という新しい職業すら生まれるかもしれません。
大々的に宣伝はされてないようですが面白いサービスだと思ったのでご紹介しました。興味のある人はチェックしてみてください。
それではまた。