- 2019-10-11
- その他・雑談
こんにちは、中西です。
もう説明不要だと思いますが、記録的な大雨や暴風の恐れがある台風19号が近づいています。
今回の台風は通常の台風とは次元が違うようで、60年前に1300人近くの死者・行方不明者を出した狩野川台風に匹敵する恐れがあるようです。
全国的に影響がありますが、特に関東や東海地方にかけて上陸が予想されていますので、街頭の地域の人は最大限の警戒をしたほうがいいですね。
私も都内に住んでいるので、停電の備えから食料の備蓄・水の確保をして、外出を一切しないことにしました。ちなみにスーパーなどではペットボトルの水が完全に売り切れてましたね。
明日は0時から24時まで6時間ごとの区切りの降水確率を見ると、4つの区切り全てが降水確率100%でした。こんな天気予報を見たのも何年ぶりかわかりません。
土曜日がピークなので出かけないで家にこもる人が大半だと思います。
特に問題が起こらなければ家の中で勉強なり読書なりに取り組めると思いますが、問題は停電が起こった場合ですね。
停電対策について調べてみたところ、警視庁の災害対策課が過去にTwitterでいくつか停電対策を投稿していたので、その中から個人的に興味深かったものを紹介したいと思います。
ポイントだけ箇条書きでまとめていきますね。
▼停電で冷蔵庫が止まってしまった場合、「冷凍庫」にあるものを冷蔵庫の上の段に移動させ、冷蔵庫の下の段に冷やしたい食品を移す。
そうすることで上の段にあるものの冷気で下の段の食品を保冷することができる。(水滴で冷蔵庫の中が水浸しにならないように新聞紙を敷いたりすると良い)
▼公衆電話は「災害時優先電話」。携帯電話等と違って、公衆電話は災害時に通信規制がかかることなく利用できる。公衆電話の設置場所はインターネットで検索できるので事前に確認しておく。
▼懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せると、光が乱反射して周囲を照らすことができる。
懐中電灯が小さい場合も、コップに入れて、そのコップの上にペットボトルを乗せると良い。火を使わないので安全。
▼ツナ缶があれば、その油を利用してランプを作れる。缶に穴を開け、芯を差し込む。芯は綿のひもなどが良いが、キッチンペーパーやコーヒーのフィルターをこよりにして作ることも可能。これで2時間位は簡易ランプとして使える。
▼サラダ油で作る簡易ランプもあります
…こんな感じです。
補足としては、冷蔵庫の場合、停電になったらできるだけ扉を開けないようにすることですね。
中を見たくなるのはわかりますが、停電を少しでも長く保冷させるなら、極力扉は開ける回数を減らすほうがいいです。
後は停電になったら、スマホやパソコンを低電力(省電力)モードに切り替えること。通信機器は命綱になりますから。
消費する電力を抑える機能で、このモードに切り替えておくことでバッテリーの消耗がかなり抑えられます。
それと基本中の基本ですが、モバイルバッテリーなどを持っている場合は、満充電にしておくことですね。
以前このメルマガでも紹介した私の持っているモバイルバッテリーだと、ランプ代わりにも使えます。
LEDのランプなので消費電力も非常に少ないため、停電時には大活躍してくれると思います。
他にも停電対策や台風・大雨のときの対策等は、ネットにたくさん出ています。
普段あまり調べる時間もないと思いますので、こういうタイミングで調べておいたほうがいいですね。
平常時はリアリティがないので頭にも入りにくいですが、実際に危機が迫っている時ほど自分事として捉えられるので、頭にも入りやすくなります。
同じ内容でも関心レベルが高い時ほど、興味を持って災害対策の情報を収集できるわけですが、
人間の脳は興味がある物事に対してドーパミンが出るようになっています。
このドーパミンは記憶増強ホルモンでもあるので、興味や関心が高まっているときに接した情報は、頭に残りやすいわけですね。
と言うわけで、明日上陸する台風には最大限の警戒をするとともに、
このタイミングを利用して災害対策の知識を学んでおくと、記憶にも残って今後の役にも立ちますので、時間のある人はぜひ自分なりにいろいろ調べておくといいと思います。
それではまた。