
こんにちは、中西です。
最近はお笑い芸人でも高学歴が
当たり前になってきましたが、
そのハシリといえる京大卒で有名な
ロザンの宇治原さんが、
センター試験の失敗エピソードを語っていました。
▼センター試験で失神…立て直し京大へ
ロザン宇治原さん(朝日新聞デジタル)
出典 www.asahi.com/articles/ASJDF3QYTJDFUEHF004.html
センター試験の会場が自分の高校だったそうで、
数学の試験のとき、最後の大問が解けずに
焦っていたら、
そのまま失神して保健室に運ばれたそうです(゚д゚lll)
その大失態で30点分が白紙だったようですが、
それでも結果的には合格。
一方、同じ芸人で東大卒の石井てる美さんは
センター試験の同じく数学の真っ最中に
ものすごい量の鼻血を出したとか。
▼センター試験中鼻血どばーっ!
お笑い芸人石井てる美さん(朝日新聞デジタル)
出典 http://www.asahi.com/articles/ASHDM0RK8HDLUEHF015.html
タラ~っとした出方ではなく、
ドバーっと鼻血が出たそうな(笑)
で、試験監督にお願いして、ティッシュを鼻に詰めて
センターを乗り越え、東大合格。
「本番中に失神とか鼻血とかありえないだろ」
って思うかもしれませんが、実際のところ
こういうことって本当にあるんですよね。
とくに宇治原さんの失神はよくわかります。
私もセンター試験の1日目は緊張しまくって
生まれて初めて頭が真っ白になってしまいましたから。
とにかくセンターは最初の試験なので、
独特のすごい緊張感が漂っているのです。
先輩の受験の成功話ばかりでなく、こういう
リアルの失敗談を読んでおくと、
最悪のパターンも脳内でシミュレーション
しておけます。
これを自分とは無関係と考えずに、
上のような失敗談にも目を通して、いろいろ
最悪の状況を想定しておくのはかなりおすすめ。
すると何が起きても「すべて想定内」となり、
そういう人が一番本番に強いですからね。
本題へ。
センター試験まで残り1ヶ月を切りました。
このブログはざっくり言うと大学受験生
と資格受験生が半々ぐらいの割合でご覧い
ただいているのですが、
ここ最近はセンター試験が近いこともあって
“大学受験生よりのネタ”を書いております。
とはいえ、わかる人にはわかるかと思いま
すが、完全に大学受験生にしか意味のない
ようなネタはほとんど書いておらず、
資格受験生にも役立つ要素が大きいネタ
を扱っています。
ただ、今回は“モロ大学受験生向けのネタ”
になりますので、資格試験の方はすいませ
んが今回はスルーでお願いします<(_ _)>
どういう話かというと、センター試験まで
残り1ヶ月を切りましたが、ここから
「まだまだ思いのほか伸びる科目」
がある、という話です。
本番まで残り1ヶ月を切ったこの時点で、
その科目が「まだまだ思いのほか伸びる」
ことを知らない人は、わりと高い確率で
「もうこの科目は今さら伸びないから、
対策をやってもあまり意味が無い」
という判断をしがちなのです。
結果、勉強時間を減らしてしまうので、
伸びるものも伸びなくなります。
ところが、その科目は残り1ヶ月未満であっ
ても、
“一般的に思われているイメージ以上に、
ここからの伸び率が高い”
のです。
そんなある意味“おいしい科目”があるの
ですが、その科目というのが、
「現代文」
です。
二次試験や私立大学の現代文は一概には
言えないですが、こと「センター現代文」
に限っていえば、
残り1ヶ月からでも、思いのほか
“やればやっただけ伸びる”
特性を持っています。
よって、もし現代文が手薄だった人は、ここで
「今さら残り1ヶ月で現代文は伸びないから、
暗記物を中心にやろう」
「現代文の対策はあまり意味が無いから、
勉強時間を最小限にして減らしていこう」
みたいな判断は、非常にもったいないので
注意しておいてください。
ヘタをすると、この判断が人生を変える
可能性すら少なからずありますからね。
もうこれまで過去問演習をやってきた人は
わかると思いますが、「センター現代文」
は本当に笑えるくらいに
「やればやっただけ
解き方のコツがわかってくる」
科目なのです。
ところが一般的には、現代文は簡単には
実力が付きにくい科目のようなイメージが
ありますし、なぜか先生ですらそのイメー
ジを払拭する話を一切しなかったりする人
もいます。
結果、センター現代文の特質を理解してい
ない人は、つい
「今さら現代文をやってもあまり意味が無い」
と考えてしまいやすくなるわけです(゚o゚;;
もちろんすでに9割以上をコンスタントに
とれるレベルなら、そこから底上げするの
は大変ですが、
まだまだそこまでのレベルに至っていないなら、
今からでもやればやっただけ伸びますので、
過去問演習の時間を割かない(減らす)の
は損になる可能性が高いです。
暗記もの=短期間で伸びやすい、
思考系=短期間では伸びにくい、
みたいなイメージがあるかもしれませんが、
実際たしかにそういう部分はあるとはいえ、
とくに「センター現代文」に関しては、
誤解してる人とわかっている人が極端に
分かれてしまいやすい科目なのです。
というわけで、今回は誤解している人向けに
「センター現代文は残り1ヶ月切っても
まだまだ伸びるから、伸びる余地がある人
は安易に捨てるなよ」
という話でした。
それではまた。