- 2016-7-28
- 受験を突破する健康管理術, 受験を突破する生活習慣術, 夏休み・冬休み・春休みの勉強法
こんにちは、中西です。
前回は夏の体調管理の1つとして、
エアコンとともに「卓上扇風機」も
便利だという話をしました。
今回はこの流れで「冷房病」について。
夏は自宅でも外出先でもほとんどの人が
冷房に当たることになりますが、
油断しているといわゆる「冷房病」と
呼ばれる症状になることが少なくない
ので注意しておいてください。
実は「冷房病」とは正式な病名ではない
のですが、実際問題として夏場に冷房が
何らかの要因と見られる体調不良になる
ことは多いです。
一番の原因としては
「室内外の激しい温度差(5℃以上)」
がある環境を頻繁に出入りすること
で、体温を一定に保ってくれる自律神経の
調整機能がバランスを崩してしまうこと。
結果、以下のような症状が出ます。
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体の冷え、疲労感、肩こり、頭痛、腹痛、
腰痛、食欲不振、便秘、下痢、不眠、
むくみ、イライラ 、胃腸障害、生理痛、生理不順
(参考:全国冷え性研究所サイト、wikipedia「冷房病」)
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個人的には頭痛と体のだるさ(疲労感)は
経験的によくわかりますね。
ちなみに、同じように外と室内の温度差が
激しい冬ではこの症状が起こりにくいのは、
冬に外に出る際は厚着をするので体が感じる
温度差が夏ほど大きくならないため。
この「冷房病」の対策としては、基本です
がまず冷房をきつくしすぎないことですね。
外気温との差が5℃を超えるとリスクが
高まるので、できるだけ5℃以内が理想です。
冷房の設定温度は28℃くらいがいいと
よく言われますが、夏の外気温との温度差
を考えると妥当だと思われます。
また直接冷房の風を体に当てないこと。
私は中高時代かなりの暑がりだったので
冷房を扇風機代わりにすることがよく
ありましたが、その後調子がおかしくなる
ことも多かったです(。´Д⊂)
あとは、散歩など軽く汗が出る程度の運動
をしておくのも重要です。
軽くでも汗をかいておくと、自律神経の
体温調節機能を刺激することになり、
バランスを維持しやすくなります。
こうやってみると、前回の話ではない
ですが、「扇風機と冷房を併用する」のが
健康面でもパフォーマンス(集中力)面
でも電気代の面でも一番効率的と言えそうですね。
夏休み、長時間冷房の効いた部屋ですごす
ことになると思いますが、上記の知識を
頭に入れておくだけで、体調不良による
時間の浪費リスクも回避できます。
夏本番に入りましたので、ぜひ冷房との
付き合い方には十分気をつけておいて
ほしいと思いますね。
それではまた。