- 2016-3-29
- おすすめ記事, 効率的な勉強法~基礎編~
<読者さんからのご感想>
いつもメルマガ拝見させていただいています。
私がこのメルマガを受信するようになったのは、
勉強になかなか集中できずに、どうしたら
集中できるのかと思い悩んでいたときに
丁度、先生のホームページにたどりついた
ことにあります。
というのも、いろいろなサイトで多くの人の
意見が書いているのを見ても、どうもこんな
方法では集中できそうにない、
と思っていたところ、先生のホームページには、
「まずこのページを見ている時点で
あなたは勉強しようという意思がある」
というような言葉がありそこでビビッときたのです(苦笑)
この方の言葉なら信じられる!
集中して勉強ができそうだ!と思いました。
そこからテスト期間中であるにも関わらず、
先生のブログを読みあさり
友人にも紹介しました。
そうして今もメルマガを受信させて頂き、
毎日楽しんで読ませて頂いています。
今年は受験生なので、先生のアドバイスを
参考に身のある勉強をしていきます。
これからもたくさんの為になる情報を待っています。
新高校3年生 窪内眞子さん
——————————————-
※窪内さん、長文のご感想ありがとうございました!
読者数7000名突破。14年11月より500日以上、毎日20時配信中の無料メルマガはこちら
こんにちは、中西です。
前回は、「授業」という形態には
長所と短所があるので
その両方をよく理解して
うまく利用していかないと、
受験で失敗しかねないよ
・・・という話をしました。
そして今回は受験勉強を進めていく上で
もう一つ、長所と短所をしっかり理解
しておいたほうがいい形態について。
それは、「通信教育」です。
先に言っておきますと、「授業」にしろ
今回の「通信教育」にしろ、全面否定する
気はありません。
が、何ごとも往々にして長所と短所が
あるわけで、その両方をしっかり理解
しておく必要があるのは言うまでも
ないかと思います。
にもかかわらず、短所の方に関しては
あまり知られていないことが多いため、
人生を決する大事な受験に失敗して
しまう人が後を絶たないのです。
実際、私自身
「授業」でも「通信教育」でも、
その短所を理解していなかったため
数ヶ月~数年を無駄にした経験があります。
わざわざ私と同じ失敗をあなたもする
必要はありません。
で、話を戻しますが、
「通信教育」というのはほとんどの場合、
毎月自動的にテキストが送られてくる
ようになっていると思います。
そのように年間カリキュラムが組まれている
のはある意味では長所なのですが、
私の知る限り、そのカリキュラム通りに
1年間テキストをやりきるのは至難の技です。
ちょっと油断してしばらくやらなかったら、
あっというまに机の上が通信教育のテキスト
の山になります。そうなると、
「送られてきたテキストをやらずに、
こんなに溜めこんでいるオレ、最低かも」
みたいな気分になり、かなり自己嫌悪に陥ります。
まあそれだけなら「カリキュラム通りに
やらなかった本人が悪い」ともいえますが、
そもそもそんなに毎月毎月、各科目ごとに
新しいテキストが届くと、テキストが
多すぎてどこに意識をフォーカスすれば
いいのかわからなくなるのです。
勉強というのは、
「徹底的に繰り返す」
ことで実力が身についていきます。
別の言い方をすると
「何度も何度も復習する」
ことがポイントなのです。
ただ一度だけやって終わりヽ(*^^*)ノ
という勉強などほとんどありません。
一度やったことは、必ず
「繰り返し復習する」必要があります。
ところが「通信教育」というのは、
毎月パラパラと小分けにされた
薄いテキストが複数届くので、
この一番大事な
「徹底的に繰り返し復習する」
という作業が、物理的にも意識的にも、
非常にやりにくいのです。
結果、その届いたテキストで勉強を1回だけ
やって終わるか、良くても1~2回復習する
だけで終わることが多くなります。
実際のところ、その一度の勉強すらできずに
テキストがまっさらなまま、
放置されてしまうことが本当に多いです。
通信教育のテキストだけが中途半端に
なるならまだいいのですが、そちらに
力を入れたばかりに、手持ちの参考書や
問題集まで中途半端になることが少なく
ありません。
受験勉強においてはこの
「どれもこれも中途半端になる」
のが一番危険なのです。
「通信教育」にもいろんな形態が
あるでしょうから一概には言えませんが、
これまで私自身の経験や私がコーチング
してきた受験生の話などを総合すると、
「山のように届くテキストを処理できずに
途方に暮れる」
というパターンがとても多いと感じます。
通信教育をやる場合は、上記の点をよく
理解した上で、
「市販の参考書より、この通信教育を
やる方が絶対にいい!」
という確信が持てるときのみ
やることをおすすめします。
それではまた。