- 2011-11-24
- 受験生が陥る不安・焦りの対処法, 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生にとって、この11月12月というのは、
気持ち的に不安定になる
・゚・(ノД`;)・゚・
という人が本当に多い時期です。
もう1月2月くらいになっちゃうと、不安とか言ってられないレベルになるんですよね。
その時期はどういうレベルかというと、もうお尻に火がつくレベル(!)です。
だから1月以降は、不安は不安なんですが、それをゆっくり味わってる暇すらないほど、
目の前のやるべき勉強に没頭せざるをえません。
だからお尻に火がついてる時期ってのは、案外不安感は少ないです。
ところが、その時期までにはまだいたってない、現在のような11月12月あたりが、一番精神的にバランスを崩しやすいわけです。
しかも、ちょっと前の模試が返ってきたりして
C判定!D判定!E判定!
・・・なーんて余計なお世話な判定をしてくるわけです。お前は俺と志望校のことをどれだけ知ってんねんと。
そんな断定的に「D判定!」とのたまう資格はあるんかいと。正確にいうなら
「おそらくはD判定ぐらいになるかと存じます。恐縮です。」
ぐらいの謙虚さで回答せんかい!などと思ってしまうわけです。
模試の結果がいまひとつ、
勉強の進み具合も理想からは遅れている、
過去問をやってもかなり間違ってしまう
そんな状態が並んでしまうと、まあ誰でも不安になるのは当然で、ここ数日何度もお伝えしてきたとおり、
不安を0にすることは不可能に近いと思ったほうがいいです。
でもそれを抑えるテクニックなら、いくつかあります。2日ほど前に何個かシリーズでお話しましたが、今日はちょっと別の角度から。
いきなり結論から言いますが、
【 人間は夜になるとマイナス思考になりやすい 】
という心の法則があります。
受験に限らず、未来のことを思いわずらったり、落ち込んだり、マイナス思考になってるときというのは、だいたいの場合、夜が多いです。
朝起きて、早朝5時のさわやかな時間帯に、「あ~この先不安だ」と思うことって少ないんですね。
早朝は、その日1日をしっかりすごすことに自然と意識が向きます。
よって、不安になったりマイナス思考に陥るまえに、「よし!やっていくぞ!」と勝手に勉強にとりかかりたくなるわけです。
これは、受験生としては、非常に理想的な状態だといえます。無駄に不安がってる時間をなくして、
目の前のことにどんどん取り組むわけですからね。合格する確率も上がるわけです。このように、
人間の心は無意識のうちに時間帯によっても大きな影響を受けている
ので、その特性をよく理解して、こういう精神的に不安定になりやすい時期は、早寝早起きを心がけたほうが得策です。
逆に言えば、早寝早起きするというたったそれだけのことで、あれほどマイナス思考で不安に陥ってた状態から、抜け出せるわけです。
【 不安は夜に作られる 】
これはもう物理の法則みたいなものですから、今現在、いろいろと不安や焦りがある人は、
思い切って、できる限りの早寝早起きを心がけてみてください。
あまりにも簡単に前向きになれるので、
今まで自分がの心が、いかに「夜という時間帯」に影響を受けていたか
に気づいて驚いてしまうかもしれません。
よく言われる「勉強の生産性」の観点からはもちろん、
「本番までに心のバランスを理想的な状態に保つ」
という観点からも、
この時期に気持ちが不安定になってる人は、できるだけ早寝早起きを心がけてみることをおススメします。