- 2011-6-5
- 効率的な勉強法~基礎編~, 受験を突破する記憶術, 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
ついに、人類は「相手の心を読める機械」を発明するときが来たようです。
<今日のピックアップ>
脳内妄想ダダ漏れの危機か、思考を読み取る手がかりが解明される (Gigagineより)
——-引用ここから————–
テレパシーや読心術といったフィクションの世界の能力が、現実のものとなる可能性が浮上しました。
てんかん治療の研究の副産物として、脳が発する電気信号の種類を一部特定することに成功。
その信号を利用して、人がしゃべろうとしたことや思い浮かべた内容を読み取ることができそうだという発表が行われています。
この研究の進め方によっては、日々脳内で考えているあんなことやこんなことが他人から読み取れてしまう未来がやってくるのかもしれません。
——-引用ここまで————–
こんな機械が発明されたら、ふだんイケナイ妄想や変なことや悪いことを考えてる方たちは、きっと慌てふためくことだと思います。
そういえば、昔の草なぎ君の映画で「サトラレ」ってのがあって、自分の思考が全部他人に聞こえてしまうのだけれど、
自分だけそれに気づいていない、とかいうすごい映画。
この映画は、本人が気づいてないからいいものの、ふつうの人は、考えてることが筒抜けになったら街を出歩けないでしょう。
ちなみに、私は考えてることすべてを他人に読まれてもまったく平気ですね。24時間ずっと、愛に満ちあふれておりますから。
マザーテレサか中西か、くらいのレベルだと思います。どうせすぐ発明されないから言ったもん勝ち、とかそういうセコイことすら全く思い付きませんから。
さて本題。
勉強をしていて
なかなか覚えられないもの(T-T)
って誰でも必ずあるものですが、では、
どれだけ頑張っても、「絶対」覚えられないこと
なんてものがあるかと言われれば、私はそれはないと思います。
単に「覚えにくい」とか「覚えるのが大変」というだけであって、何度も何度も、それこそ
何十回何百回と反復しているのに、まったく覚えられない。゚(゚´Д`゚)゚。
なんてことはないのです。脳の仕組み上、それはありえません。
もちろん、「意識して」覚えないと何百回と目に映るというだけでは、記憶としてしっかり定着しません。
よく学校の帰り道とかで、突然ある場所で建物がつぶされていて敷地になってたときに、
「あれ、ここってどんな建物があったっけ(?_?)」
みたいに、もう何年も毎日通って目に入っていたはずの建物がまったく思い出せないことってありませんか?私はこれまで50回くらいあります(笑)
これもまさに「意識して覚える」ということをしないで、ただ目に入っていただけの建物だったために
いざそれが消えたら、まったく思い出せないというわけです。
逆にいえば、どんな項目でも、意識して覚えようとするなら、何十回か反復する場合もあるかもしれませんが、
どんなに覚えにくくても、いずれ必ず覚えられます。
そういった「覚えにくい項目」を効率的に覚えるための方法として、先日暗記カードの話をしました。
<関連記事>
どんな分野も確実に暗記する方法
暗記カードを使えば反復することで確実に覚えられますが、それ以外にもたとえば
覚えられない項目を紙に書いて、よく見る壁に貼っておく(+_+)
という手もあります。たとえば、私がよくやったのが
トイレの扉の内側(・ω・)
という場所。ここに地歴の暗記項目を書いた紙を貼っておりました。
それまで私の実家のトイレには、一時期、なぜか相田みつをさんの言葉が書かれたカレンダーが貼ってあって、
毎日大きいものをしながらそれを眺めておりました。
毛筆で「人間だもの」などと書いてあるカレンダーなのですが、
まあたしかにトイレ中ですから非常に「人間らしい行為」を今自分はしているわけで、その意味では「人間だもの!」と胸張っていえるのかもしれませんし、
「幸せは自分の心が決める」ともありましたので、大なるものを排泄しているその行為自体も、
無事それを健康的に行えている時点で、やはり「幸せである」という解釈もできるのですが、
こういう素晴らしい言葉は、個人的にはウンコしながら見るのはもったいないと感じておりました。含蓄(がんちく)のあるいい言葉が全部ウンコに関連した言葉に聞こえてしまうからです。
よって(?)、ある日から相田さんのカレンダーはちゃんとした部屋へ移動させ、その場所に「なかなか覚えられないもの」を書いた紙を貼るようにしました。
そうすると、毎日イヤでも目にはいるわけです。最低でも5分とかは目に入る。
いちおう、自分の中で「これを覚えなきゃ」という意識もありますから、
これを2週間、3週間と続けたら、もう大抵は覚えられます。
かりに3週間見続けたとして、
ウンコ5分×21日間=105分
ですからね。ときどき頑固な野郎に手こずって10分くらいかかる日もありますから、だいたい120分=2時間くらい、その紙を眺める計算になります。
2時間も眺め続けてたら、まあよほどのことがない限り頭にばっちり残りますからね。
しかも2時間まとめてずっと眺めるのではなく、
5分眺める→忘れる→5分眺める→忘れる→5分眺める
というふうに、何度も「いったん忘れる」というクッションが入りますから、そのおかげでより強固に記憶に残ります。
「いったん忘れて、また覚える」というのが、記憶に残すポイントの1つですから。2時間連続でずっと眺めるよりも効率がいいわけです。
これは別にトイレでなくてもけっこうですので、洗面所とか部屋の壁とか、
自分が毎日1回以上目にする壁
に、覚えにくい項目を書いた紙を貼っておきましょう。
ほとんど「覚えるぞ!」「勉強するぞ!」とったような気負いも労力もなく、日数の経過とともに勝手に頭に入りますので、
この仕組みは導入しないと、もったいないと個人的には思います。
よかったら、あなたもぜひ試してみてくださいね。