- 2011-12-11
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高3で大人になれるかどうかの分岐点
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【解説】
高3の生徒で、受験までに残された時間がないのに、
受験に必要でない授業を頑張って完璧に受けている人がいます。
これまでずっと、先生から言われたことを素直にやってきて、
授業もしっかり受けて、成績も順調に伸びてきた。
そんな真面目な人にとって、受験に不要だからという理由で、
授業を適当に受けたり、カットすることは、
不真面目な行為に感じるのでしょう。
ある種の「不良」とすら、思えるのでしょう。
しかし、不要な授業をカットしたり、内職したりするのは、
「不良になること」なのではありません。
それは
「大人になること」
なのです。
これまで、自分の頭で物事を判断したり、取捨選択しなくても、
先生の言われるまま、真面目に授業を受けていれば成績が伸びました。
でも、それは学校や先生が言ったことを、
受身のまま、言われるがまま、主体的な判断もなく素直にやっていただけの
「子供」ヾ(´▽`)ノ
だったのです。
授業というものは、その性質上、高3でみんなが別々の志望校を決定した時点で、
必ずシステムの破綻(はたん)を迎えます。
しかし学校は、そんなことを表立って言ってくれません。
それを自分の頭で判断して、自分の責任で授業を取捨選択していく。
これが「大人になる」ということです。
それまで真面目に受け身で勉強してきた人にとって、
そんな「自分で判断する」なんて初めての経験です。
こんなに苦しい作業はないでしょう。
「真面目」に授業を受ける方がきっとラクでしょう。
しかし、この苦しい作業がから逃げていては、
いつまでたっても自分では何も決断できない「子供」のままなのです。
あなたに今必要なのは、真面目に受身に、
学校のカリキュラムに従って頑張ることではなく、
自分の頭で判断して、自分の責任で取捨選択していく
「大人になること」なのです。