- 2011-6-9
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
私の愛するTSUTAYAさんで、ついに「いつでも返却」がスタートしたようです。
<今日のピックアップ>
TSUTAYA恵比寿南店、なんと50歳以上に「いつでも返却」実施!?(神田敏晶さんのブログ「KNN」より)
なんでも50歳以上なら1ヶ月2000円で、8枚までなら「いつでも返却」できるようにするサービスとか(1枚250円)。
ようするに「延滞料金」ってやつがないということですね。これはすごい!
まだテスト段階として恵比寿南店でのみ行っているようですが、個人的には50歳以上だけでなく全年代で全国でやってほしい!
というのも私はTSUTAYAの延長料金をこれまで「尋常じゃないくらい」にお支払いさせていただいておるからです。
先日も、藤原竜也と綾瀬はるかが出てる映画「インシテミル」という密室殺人ゲーム的な映画を借りたんですが、
借りておきながら、時間がなくて見れないというひどいザマ。。返却日翌日の朝オープン前(10時)までに返せばいいのですが、
その前日深夜という超締め切り寸前になって
「うーん・・・もう今日は寝るだけだが、この映画、明日の朝までかぁ。ここで寝るべきか、睡眠時間2時間削って映画みるべきか(´_`。)」
みたいな究極の選択状態になりまして、結局は、
「睡眠2時間削って明日の仕事の生産性が下がるなら、見ないで返したほうがマシ!!」
となって、見ないで返却するわけです。こんなことがしょっちゅう。しかもひどい時には、
見てないのに延滞料金を払う・゚・(ノД`;)・゚・
なんていうクレイジーな事態になることもあります。人格を疑われそうなので過去何回あったかは言えません。。
なので、「いつでも返却」はぜひやってほしいなぁ。でも、あまりレンタルしない50歳以上を取り込む意図のサービスだろうから、若い世代ではやってくれないでしょうね。
ちなみに、このブログの神田敏晶さん、ネット系のジャーナリストのトップにいらっしゃる方で、
といったツイッターなどのSNSも含めたネットメディアを、ジャーナリズム的な視点でとらえる本も多数出されてます。
実は4年くらい前だったと思うんですが、ほとんど私の個人的な取材で、神田さんの事務所にお邪魔したことがあります。
たしか夜8時頃から2時間くらいだったかな?当時「WEB2.0」という言葉が流行っていて(今じゃ死語?)、
そのあたりの「ネットとメディアの関係」などについて、いろいろお話をうかがいました。
ネット系のジャーナリストなんて言うと、なんとなく物静かな人のイメージがありますが、
神田さんは風貌どおりの、とにかくものすごい明るい方で、お話の内容も超面白かった記憶があります。
何でも最先端にいる人の情報量はすごいですね。
だいぶ余談になりました。本題行きます。
人間は、誰でもそうなんですが、
1日中ずっと同じテンションで勉強に集中し続けることはできません。誰にでも、
「集中力の波」(;´Д`)
というものが1日の中に必ずあります。
そして、その波のパターンは、個人差こそあれ、だいたい毎日同じように繰り返されます。
一番典型的なパターンとしては、
午前中→集中力高い
昼過ぎ→集中力低下
夕方以降→集中力復活
このパターンで1日の集中力の波が訪れるという人は多いです。
個人差があるところですが、上記のような自分にとっての「集中力の波」をある程度理解した上で、
その波に合わせた勉強をしたほうが、確実に勉強効率はアップします(^^)/
たとえばなんですが、1日中勉強できる日(土日や夏休みなど)に、
午前中に「単語暗記」「歴史の年代暗記」などといった
単純暗記モノ系
の勉強をやるのは、あまりにももったいないわけです。
午前中というのは、多くの人にとって、もっとも頭が働き、生産性が高い時間だから。
(生活が完全夜型で「午前中はまるで調子が出ない」という人は仕方ありませんが。
ただその場合はまた別の問題もあるんですが、ここではいったん置いておきます)
そんな頭がクリアで生産性も一番高くなるはずの午前中にそういった
エネルギーが低くてもやれる勉強
をやるのは、すごくもったいないわけです。自分にとって生産性が高い時間帯には、
なるべく、頭を使う思考系の科目だとか、苦手な科目とか、問題演習など、そういった自分にとって
ある程度のエネルギーが必要な勉強(+_+)
を持ってくるべきです。
集中力が低下してしまう昼過ぎの時間帯に、そういったエネルギーのいる勉強をするのは、苦痛なだけですからね。
余談ですが、14時~16時の時間帯は、交通事故がもっとも多い時間帯だそうです。
やはり、多くの人にとって、この時間帯はある意味「魔の時間帯」なのです。
逆にいうと、この14時~16時ごろの集中力が低下する時間帯には、
上記のような「単純暗記モノ系」や「復習」といったような、
エネルギーが低くてもやれてしまう勉強を持ってきたほうが効率的だと思います。
あるいは、語学系科目の「音読」の勉強もいいでしょう。
というのは、音読は(もちろん意味を把握しながら読まないといけませんが)、
それほど高い思考力やエネルギーを求められる作業ではないという点と、
音読をすることで、脳が活性化されて、目が覚めてくるからです。
「黙読」で眠くなることはよくありますし、
授業などを「聴く」ことで眠くなることもよくある(ーー;)のですが、
どうやら人間は音読も含めて、
「自ら発声する」という行為をしている最中は、なかなか眠くならない
というのが、私のこれまでの研究と経験則による結論です。これはほぼ間違いないと思います。
なので、集中力が低下して眠くなりがちな昼過ぎの時間帯に音読の学習をするというのは、脳の観点からみても、効率性の意味で理にかなっていると言えるでしょう。
そんなわけですので、1日の中でもっともエネルギーの低い時間帯には、なるべく
▼単純暗記モノ系
▼復習
▼音読
などの学習を組み込んでいくと、効率的に勉強でき、1日の生産性が高くなります。
これまであまりそういった視点で、1日の勉強の配分を考えたことがなかった人は、
1度、1日の配分をこの視点で検討し直してみてください。
1日の勉強の生産性がさらに上がると思います。