- 2011-6-1
- 勉強の集中力をアップさせるテクニック, 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験生のあなた!
「800万円あげるから、大学に行くな!」
って言われたら、どうします?
実際そんな話があったようです。
800万円あげるから大学に行くな?
当会のサービスOCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)でも利用している決済サービスの「ペイパル」というのがあるんですが、
世界190カ国で何億人も利用しているサービスなんですが、そのペイパルを作ったセレブなお金持ちさんがこのプロジェクトを発案したもよう。
20歳未満の若者に「10万ドルで起業しないか?でも大学へは行かせんぞ!」みたいな話。
以下、記事から引用します。
——–引用ここから————————————–
PayPalの創立者で、Facebookの投資家でもあるビリオネア、
Peter Thiel氏が始めたプロジェクト”20 Under 20″からのオファー。
もちろん、何もせずにお金($100,000)が入るのではなく、
自分の研究やビジネスプランを提出して、めでたく20人の一人に選ばれたらの話だが。
プロジェクト名が示すとおり、20歳未満の若者20人に対象を絞っている。
若者が大きな夢を持っているのなら、高い授業料を払って大学の学位を取得するより、このお金を元手に起業するほうが、社会全体のためになると、Thiel氏はのたまう。
彼が例に挙げるのは、もちろんFacebookの創立者、Mark Zuckerberg。マイクロソフトのビル・ゲイツも大学中退だし。
ただ、Thiel氏本人は、スタンフォード大学ロースクールを卒業している。
確かに、アメリカの大学教育コストはとても高くなってきている。
でも、人間として成長する上で、4年間の大学生活が全く無駄だとは思えないのだが…まあ、20人に選ばれてから悩めばいいことかも知れないけれど。
——–引用ここまで————————————–
なんともねぇ。800万円以上に価値のある4年間を送る自信があるなら、これは不要でしょう(笑)
あるいは、第一志望に落ちて不本意な大学に行くことになったらやってみるとか。
アメリカの大学は授業が大変ですから大学と起業の「両立」は難しいでしょうが、日本の大学なら「両立」もやってやれなくないですね。実際、そういう学生けっこういますから。
日本の大学は、入るまでが大変。入った後は、パラダイス(学部にもよりますが)。
たぶん普通にやってれば卒業は余裕でできると思います。4年間遊ぶこともできます。
でも、遊ぶなら相当徹底的に遊ぶとかならいいんですが、一番ヤバイのは、
4年間ダラダラすごす(*´ρ`*)
みたいな大学生活。これが最悪。なぜ最悪かというと、人生の大切な時間を無駄にしてはいけない、とかそんなことではなく
世の中そんな大学生であふれ返ってるから(!)
です。つまり、仮にあなたが第一志望に合格してバンザーい\(*´▽`*)/となったとしても、
その後4年間ダラダラと「ふつうに」過ごしてしまったら、就職活動において企業の面接官から
「ふーん、そこそこいい大学出てるけど、どこにでもいる普通の大学生だ。別にあえてこの人を採用しなくても、このレベルならどこにでもいるな」
と思われて、ジエンド。
「いい企業」の基準はさまざまですが、もしあなたが就職で「いい企業」に入りたいなら、
「4年間ダラダラ適当に楽しくすごした、どこにでもいる普通の大学生」
になっては、アウトなのです。大学名なんてほんの余興(よきょう)程度しか見られてませんからね。
この不況の時代、企業は「どこにでもいる普通の大学生」なんていらんわけですよ。
だから、来年大学に入学したら、なんでもいいので「普通の大学生」にだけはならないように、4年間心がけたほうがいいと思います。
まあ、これは入学してからの話ですがね。今からでも知っておいたほうがいいかと思ったの書きました。
では、本題。
勉強の集中力に大きな影響を与える要素はたくさんありますが、
とくに体調面から考えた場合、私は次の3つがもっとも大きく影響している3大要素だと思っています。
その3大要素とは、
1、食事
2、睡眠
3、運動
です。
体調が勉強の集中力に大きな影響を与えるのは言うまでもありませんが、
とく体調の鍵を握る要素がこの3つ。
逆に言えば、この3つにだけ気を使って生活していれば、よほどのことがない限り、体調面で勉強に集中できなくなる可能性はなくなります。
「睡眠はともかく食事も重要なんだ。へぇ~(・ω・)」
などと思ったあなたは、まだこのブログの過去記事を読んでませんね(笑)。
食事も睡眠も運動も、この3つのそれぞれの重要性については、過去にかなり詳しいところまで解説しております。
たとえば、こんな記事。
<関連記事>
受験生は注意!睡眠を削るのは「努力」ではなく「怠け」
「おなかいっぱい」は集中力の大敵!
それぞれの要素がなぜ重要なのかについては、上のような過去記事で詳しく説明しておりますので、そちらを参考にしてください。
ただ、大事なことを各パーツごとに理解していても、
頭の中でそれぞれの要素がバラバラになって関連づけされていないと、
うまく各ポイントを押さえて生活を送るのが難しくなることも少なくありません。
それぞれの要素の特長を一度整理し直して頭の中にたたき込んでおくと、ポイントを押さえた効率的な生活ができます。
今回の話でいうと、私はこの「食事」「睡眠」「運動」のそれぞれの要素を、
時間軸(!)
でとらえているんですね。
まあたぶん、なんのこっちゃって感じだと思いますが、「時間軸」というのは、つまりこの3つの要素が
自分の体に影響を与えるまでの時間
でそれぞれの要素を認識しておき、その上でこの3つに注意を払って生活しているということです。
まだピンときませんよね(?_?)
つまりこういうこと!
食事→「数時間単位」で集中力に影響
睡眠→「1日単位」で集中力に影響
運動→「数週間~数ヶ月単位」で集中力に影響
ようは食事というのは、たとえば極端な話、牛丼特盛りを昼食に食べたら、
通常の人であればその後数時間は眠気がおそって集中力が超下がります。
その意味で、「今から数時間は集中するぞ!」というときには食事に慎重になる必要がある。
ただし、その影響は数時間程度なので、仮に食事で失敗しても、数時間後にはまた復活は可能です。
つまり、食事というのは、「数時間単位」の短い時間、勉強の集中力にダイレクトに影響を与える、ということ。
いっぽう、「睡眠」で失敗した場合(つまり睡眠不足に陥った場合)は、その影響時間は「数時間」では済みません。
だいたいその日1日中ずっと、睡眠不足が集中力に影響を与えます。
その意味で、睡眠は「1日単位」の影響力があるといえます。
最後の「運動」は、もっと長期の影響力。たとえば、ある日1日が運動不足になったからといって、いきなりその翌日に
運動不足がたたって体調を崩す(゚Д゚)
なんてことは、まあふつうはありませんよね。運動不足がたたるとしたら、それは数週間から数ヶ月単位。
運動不足は、すぐに影響が体にあらわれないから、逆にやっかいでもあります。影響が出始めたときには、けっこう深刻なレベルの体調不良になっていることもありえますから。
運動不足は、「食事」や「睡眠」と違って、今日明日にいきなり体調にあらわれるわけではありませんが、
数週間から数ヶ月かけて、ジワリジワリ(;´Д`)と、あなたの体調をむしばんでいくのです。
よって、若いからといって、あるいは自分は体力には自信があるからといって、ふだんから適度な運動を心がけていないと、
受験直前の冬場になって影響が出始め、大事な時期に体調を崩す
なんてことも十分ありえます。
なので、勉強の集中力に大きく影響するこの
1、食事
2、睡眠
3、運動
の3大要素は、単にそのまま覚えるのではなく、「時間軸」でもその影響力を理解しておくと、
うまく注意を払いながら、効率的な対応ができると思います。
よかったら、頭の片隅に入れておいてくださいね。