- 2011-2-16
- Todoリストで受験勉強するコツ, 効率的な勉強法~基礎編~
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
1日における勉強の生産性を高める上で、非常に重要なテクニックの1つに
「Todoリスト」
というものがあります。
Todoリストとは、その名のとおり「やるべきことの一覧」です。
つまり、勉強に入る前に、その日1日にやるべきことを紙に書き出しておくのです。
たとえば、
英語の文法の参考書 P24ページまで
数学の教科書 P87ページの問題を解く
日本史の問題集 P12~14まで
といった風に、紙に書くわけですね。そして終わったら、それを赤線で消します。
意外にこのリストアップ作業をやらないで、その時々の気分にまかせて勉強に手をつける人が少なくありません。
が、Todoリストを作ってから勉強を始める人と、気の向くままに何となく勉強をしている人とでは、中長期的にはとんでもない差がついてしまいます。
人間は弱い生き物なので、どうしても苦手な分野・嫌いな分野を後回しにしたり、手をつけようとしない傾向があるので、
気分のおもむくまま勉強に取り組んでいると、
好きなこと・楽しいことばかり勉強してしまって、得意分野と苦手分野の差が極端に開いたり、
「面倒くさいけど、やらなければいけないこと」
をつい後回しにして、雪だるま式にやらなければいけないことが溜まってしまい、勉強のイメージが「重く」なってやる気を無くす、
といった悪循環に陥ります。
本人は自覚は薄いと思いますが、気の向くままに勉強をするというのは、「やるべきことを後回しにする」という意味ではある種の「逃げ」であり、
1日くらいなら大きな差はつかないでしょうが、その「逃げ」が何ヶ月も積み重なってくると、後になって本当に苦労することになるのです。
大量に存在する「やるべきこと」から逃げないで、毎日しっかり処理していくためには、
「今日はこれだけをやるんだ!」
と一目でわかるTodoリストを事前に作成してから、勉強を始めることが不可欠なのです。
とまあ、このあたりまでがTodoリストの一般論でしょうか。
これ以外に、Todoリストにはあまり言及されることのない“裏メリット”が存在します。
ちょっと長くなりそうなので、その話は次回に。