- 2013-8-26
- 元アメブロ記事(13年2月~14年5月、修正中)
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
昨日は夏休み恒例の「24時間テレビ」で、森三中の大島美幸さんが無事88キロを完走しましたね。
今日はその話から。
<今日のピックアップ>
森三中・大島美幸、笑顔で『24時間テレビ』チャリティーマラソン完走 (オリコン)
先に言っておきますと、この番組やマラソン企画の突っ込みどころは、もう今に始まったことではないのでそんな話は書きません。
今回は、このイベントの学べる部分にフォーカスしたいと思います。
とにもかくにも、3ヶ月ほどで約17キロのダイエットに成功し、88キロもの距離を完走したのは、見事だと言うしかありません。途中歩いていたとしても、ですね。
もともとの体重が88キロもあったとはいえ、それでも3ヶ月で17キロ減は相当すごいことです。
ちなみに、マラソンの距離が88キロだったのと、もとの体重が88キロだったという数字の一致は偶然なんでしょうか?
よくわかりませんが、とにかく運動不足の女性が3ヶ月で17キロのダイエットに成功し、かつ、24時間で88キロのマラソンを完走したのは相当なことだと思います。
実は、今日は本題がこのテーマなので、前説はこのへんで切り上げますね。
カラオケでサ○イを熱唱して女子に引かれた思い出を封印しながら、本題。
この24時間テレビのマラソンの人選は、毎年見事なほどにマラソンには不向きそうな人ばかりが選ばれるわけですが、
今回の大島さんも含め、そんな長距離マラソンなんて到底走れなさそうな人たちが、
信じられないほどのペースでダイエットを成功させ、本番までに準備を万全に整え、本番も毎年ほぼ例外なく長距離を完走できてしまうのは、いろんな大人の事情をさっ引いても、やはり
「人に見られている」という状況が、本人の潜在パワーを引き出した
という部分が、限りなく大きいと私は思います。
まして24時間テレビのマラソンというのは、日本中が注目する一大イベントであるわけですからね。
「人に見られている」という意味では、これ以上に見られまくっている環境もないわけです。
とにもかくにも、何かにチャレンジする人にとって「人に見られている」という環境ほど、目標の達成率を高められる環境はありません。
逆に言えば、何かの目標を達成しようとするときには、決して「誰からも見られずに一人でやる」という環境に自分自身を置いてはいけない、ということです。
私は過去の数々の経験と学びによって、この「人に見られている環境」で物事に取り組むときと、取り組まない場合の、
そのあまりの成果の違いをもう身にしみて理解していたので、
受験生にも、そういった形で自分の勉強計画や日々の進捗を、常に「人に見られている環境」で進めていけるように
日本で初めて受験生向けコーチングプログラムとして設計したのが、OCP(受験勉強オンラインコーチング・プログラム)です。
結局当初の私の予想通り、その効果の絶大さは数百人の受験生たちが見事に証明してくれたわけですが
(また近々募集をするので、興味のある方はこのブログを要チェックしておいてください。たぶんまたすぐに締め切ると思います)
プロのスポーツ選手で、仲間もコーチも全くいないような環境で、一人でもくもくと練習している選手などいません。当たり前ですね。そんな環境で成長できるはずもありませんから。
私は以前雑誌のライターの仕事をしていましたが、孤独に仕事をしているようなイメージがあるライターや作家でさえ、
編集者に思いっきり「見られている」環境の中で仕事をしています。取材がある場合は、取材先のクライアントからも見られています。
とくに編集者というのは、完全にコーチ的な存在ですからね。漫画家と編集者の関係もそうです。
こういう仕事の場合、編集者から仕事の進み具合なり締め切り日をチェックされていなければ、まず仕事は完成しないです(笑)。これはもう、絶対そう。
上記のような仕事に限らず、もうなんでも、どんな取り組みでもそうなのです。
よって、あなたがいま受験生で、もし今一人で孤独に参考書学習で勉強しているような状況であれば、
なんとしてでも、受験仲間(orコーチ)がいるような環境を手に入れるべきです。
それはすでに何度も説明していますが、オンライン(ネット)上だけの関係でも全く問題ないのです。
そう考えると、勉強計画なり日々の勉強の進み具合を、「誰からも見られることなく」「一人で黙々と」進めていくような勉強のやり方は、
「効率が悪い」というよりは、「本来もっと引き出せるはずの能力を、まったく引き出し切れていない」という意味で、「非常にもったいない」ということなのです。
大島美幸も、もし88キロマラソンにチャレンジすることは一切極秘で、視聴者どころか友人にも家族にもマネージャーにも、誰一人にも知らされず、
「あなた1人だけで、3ヶ月後に88キロをこっそり完走してください」と言われたなら、
3ヶ月で17キロ減のダイエットも無理だったでしょうし、完走もできなかったでしょう。というか、そんなチャレンジ自体をしなかったでしょう(笑)
そういうものなので、受験生の間は受験勉強において「人に見られている環境」に身をおくことが何よりも重要ですし、
受験が終わったあとも、何か物事にチャレンジするときには、必ず一人でやるのではなく、
何らかの形で「人に見られている環境」を用意してからスタートするのが、目標の実現率を最大に高める方法です。
ぜひこのことは今後も頭の片隅ではなく、頭のど真ん中に入れて覚えておいてほしいと思います。