こんにちは、中西です。
ここ数回は、内省についての話をしています。
連休中にやるのがおすすめのタスクはいくつかありますが、内省はその中でも特におすすめのタスクの一つです。
天気が気持ちいいので外に出るのもいいですが、まとまった時間があるときに自分が気になるテーマで内省をしておくのは非常におすすめ。
内省は典型的な第二領域のタスクで、「緊急ではないけど重要」という場合が非常に多いからです。
この場合、緊急性が低いために忙しいときにはなかなか手をつけられません。
忙しくなればなるほど、目の前の緊急性の高いタスクに手を付けがちで、重要度が高かったとしても緊急性が低いタスクは後回しになりがちです。
だから第二領域のタスクを実行するのは難しいわけですが、そういうタスクを実行するコツの一つが、「やれるタイミングで一気にやる」という方法です。
通常の土日のような休日でもいいですが、連休は特に時間的に余裕ができやすいので、そういう時に数時間~半日ぐらい取って、まとめて一気に内省をする。
そうすると、必ずと言っていいほど人生に影響を与える気づきや発見が見つかるものです。
私が運営するコーチングプログラムでも、メンバーさんに内省をしてもらっていますが、ほとんどの方は内省することで毎回重要な気づきを得られています。
しかも最初に特定のテーマを設定して、そのテーマで内省をしていくうちに、思いもかけない自分の本音に気付くことがあったり、
そのテーマとは少しずれたところで大きな発見をする、といったことも多いです。
私のもとにメンバーさんから報告をいただいているのですが、感想を読むとそういうことが本当によくあります。
もう一つ、内省の特徴としては「始めるタイミングが難しいだけでなく、終わるタイミングも難しい」という点があります。
緊急性が低いので、忙しいほど手をつけて開始するのが難しいわけですが、一方で一度やり始めたらなかなか止めるのが難しいわけです。
30分ぐらいやるつもりが、いつの間にか1時間、1時間半、2時間と経ってしまいやすいのが内省の特徴です。
なので、しっかりとタイマーを設定して時間を区切るか、カフェなど家とは違うあまり長時間いられない場所で時間を決めてやる。
そんな形である程度上限の時間を設けていないと、いつまででもやってしまいやすいのが内省です。
コーチングプログラムのメンバーさんの内省を確認しても、その傾向は見られます。
4月から内省の時間を月2回、強制的に設けてやってもらっていますが、その際に
「何時から何時まで内省をするか」
と事前にしっかり時間を決めて、それを報告してもらっています。
さらに開始と終了のタイミングで投稿してもらって、限られた時間でやる意識を高める仕組みにしています。
その終了時刻通りに終わる人もいれば、終了時刻をオーバーして予定より延長する人も割といます。
ただ、セッション自体が3時間区切りなので、最大でも3時間で無理やり一度切れるようになっています。
自分でやる場合も「終わりの時間」を決めておくのがベストですが、内容的にそううまく終われないことも多いですからね。
そこで時間に余裕のある連休中に内省をやるのであれば、それほど時間のオーバーを気にする必要がなくなるので、
おすすめはやはりこういうゴールデンウィークなどの連休中にいろんなテーマで内省を一気にやってみることです。
繰り返しますが、しっかり内省をすると結構な確率で「人生に影響を与えるレベルの気づき」を得ることがありますので。
今まであまり内省をやったことがなかった人は、ぜひ自分の中で気になるテーマをいくつかピックアップして、この連休中に一度しっかりやってみてください。


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