- 2023-2-23
- 第二領域の話
こんにちは、中西です。
前回の続き。
「先延ばし」をどうやって克服するか
と言うテーマでお話ししております。
このテーマは、実は非常に奥が深いテーマでして、おそらく多くの人が思っている以上に、ちょっと複雑な部分があるんですね。
その詳しい解説は改めてしていきますが、とりあえず今回はポイントからお話しします。
(いきなり複雑でディープな話から入ると、私のようにやる気がなくなる人もいると思うので笑)
先延ばしを克服する方法は、大きく分けて2つあります。
1.仕組みを作る
2.人の力を借りる
1つ目の「仕組みを作る」と言うのは、自分自身で習慣やタスク処理の方法などを、先延ばしを防止するテクニックを前提に作ることです。(アプリを利用する場合も含みます)
2つ目の「人の力を借りる」と言うのは、たとえば受験生なら、個別指導の先生や家庭教師にお願いしたり、何らかのコミュニティーに入って励ましあったりすることです。
社会人であれば、上司やコーチにコーチングをお願いするのも1つの手です。SNSを使う方法もあります。
ようは自分1人ではなく、自分以外の誰かとやっていくわけですね。
かなりざっくりとした分類ですが、とりあえず大きく分けると、この2つに分けられます。
ただ、ここからいきなり「1つの解決方法」だけを知ろうとしても、まず失敗するんです。
なぜなら「先延ばしをする原因」は人によって違うのと、1人の人でも原因を複数抱えていることが多いからです。
例えば、先延ばしというのは
「集中できるテクニック」
を身に付ければ解決するかというと、解決する場合もありますが、それだけでは解決しないことも多いです。
短時間きざみで集中するテクニックを学んだら、確かに「目の前のことに超集中する」ことができるようにはなります。
それによって「実行力」が高まり、「先延ばし」が解決することもあります。
ただ、そもそも「先延ばし」は、集中する以前の問題でもありますから、
【 「目の前のことに超集中できるようになった」のに、「先延ばし」の問題は解決しないまま 】
という状況も、普通に起こり得るんですね。
そんな感じで、集中は出来るようになっていても、先延ばしの問題が解決していない場合、
「集中力アップのテクニックとは、別のアプローチ」
が必要になります。そして、そのためには
【 なぜ「先延ばし」をしてしまうのか 】
という原因を、ある程度構造的に把握しておく必要もあるわけです。そこまで理解できると、
「自分の場合は、どういうアプローチで先延ばしを解決できるか」
が見えてきます。
つまり、「先延ばしの解決方法」は複数あるので、自分に合った方法を取り入れないと解決しないわけです。
なので、「1つの解決方法」だけを知ろうとしても、なかなかうまくいかないわけですね。
ちなみに、本日の午前に配信したプチメルマガで、今話題のChatGPTに「先延ばしの原因」を聞いてみた結果をご紹介しました。
予想より良い回答だったので紹介したのですが、それでも私から見ると、あれでもまだ全然不十分でした。
(この本文の後に再掲載しておきますので、プチメルマガ未登録の方はよかったら確認してみてください。)
次回から、さらに詳しく「先延ばし」の原因と解決方法を解説していきます。
「先延ばし」で悩んでいた方は、お楽しみに。
To Be Continued
P.S
以下、本日のプチメルマガで紹介したChatGPTのQAです。
※プチメルマガに未登録の方はこちらからどうぞ(無料です)。
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Q.先延ばしの原因を教えて
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A.先延ばしの原因は人によって異なることがありますが、以下に一般的な原因をいくつか挙げてみます。
「課題が大きすぎる」:
課題が大きすぎたり、複雑すぎたりすると、タスクを完了することが困難になる場合があります。この場合、人々はタスクを後回しにすることがあります。
「不確実性」:
タスクの成功が保証されていない場合、人々はそのタスクに取り組むことを避ける傾向があります。たとえば、不確実な結果が予想されるプロジェクトや、不確実な状況での意思決定に取り組むことを避けることがあります。
「必要なスキルが欠如している」:
人々は、特定のスキルや知識を持っていない場合、タスクに取り組むことを避けることがあります。たとえば、新しいコンピューターソフトウェアを学ぶ必要がある場合、そのタスクを先延ばしにすることがあります。
「モチベーション不足」:
モチベーション不足は、人々がタスクに取り組むことを避けることが多い原因の1つです。タスクが興味深くない、やる気が出ない、または達成感が得られない場合、人々はタスクを後回しにすることがあります。
「負荷が多い」:
多忙なスケジュールや多くのタスクに取り組む場合、人々はタスクを先延ばしにすることがあります。多くの場合、人々は何かを犠牲にすることになるため、タスクの実行を後回しにすることがあります。
以上が、先延ばしの一般的な原因のいくつかです。
先延ばしを克服するには、個々の原因に対して対処する必要があります。
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