こんにちは、中西です。
充実した人生を送るためには、計画やタスクを実行していく「実行力」が不可欠です。まぁ当たり前ですが。
ところが、この大事な「実行力」が伴わないせいで、目標が達成できなかったり、人生が思い通りにいかないことは少なくないわけです。
で、この「実行力」が発揮できない理由と言うのは複数あるわけですが、その中でも多くの人が陥りやすいのが
「先延ばし」
です。別名、「後回し」(-。-;オナジ
問題は、この「先延ばし」をしている自覚があると、現実が変わらないのはもちろん、自己肯定感も低下していくことです。
自己肯定感が低下すると、実行力も低下しやすいので、どんどん悪循環になるわけですね。
ただ、実は「先延ばし」をしやすい人には特徴がありまして、
「危険を感じとる脳の『扁桃体』という部分が大きい」
ことがわかっています。(ルール大学の研究)
しかも、それだけではなく、先延ばし癖がある人は、扁桃体から送られてくる情報をもとに
「行動するかどうか」
を判断する前帯状皮質と言う部分とのつながりも弱いことがわかっています。
そもそも、扁桃体と言うのは不安・緊張・恐怖といった反応に対して重要な役割を担っている部位なので、これらを総合的に考えると、
「不安を感じやすい人ほど、行動することを躊躇しやすく、先延ばししやすい」
…と言うことになるわけですね。
逆に不安・緊張・恐怖といったものを感じにくいタイプの人は、平気で散財したり、後先考えない行動をすることで、人生が破滅するリスクも高いわけです。
そう考えると、まともな人が「先延ばし」しやすいと言うのは、脳の仕組み的には、それほどおかしいことでもないわけですね。
とは言え、先延ばし癖を放置していると、冒頭でお話しした通り、人生は良い方向に変わっていきません。
そこで、必要になるのが「工夫」です。
脳の扁桃体が大きいせいで「先延ばし」になるとしたら、要は、そのままの自分では先延ばし癖は治らない(可能性が高い)わけですから、
それを乗り越えるための「工夫」が必要になってくるのです。
逆に言うと、「工夫」で先延ばし癖は乗り越えられます。
では、どういう「工夫」が必要になるかと言うと…
少し長くなりそうなので、続きは次回に。
To Be Continued