- 2023-1-16
- 仕事の話
こんにちは、中西です。
本日の夕方、個人的に衝撃的なニュースが飛び込んできました。
無料動画配信サービスの「GYAO!」が、今年の3月31日をもって終了するようです。
私の記憶では、17年位前に職場のマダムと「無料で映画が見られるGYAO!っていうすごいサービスがあるよ!」とかなんとか興奮しながら会話した記憶がありますので、少なくとも2006年頃にはもうやってたはずです。
この頃に著名な世界的経営コンサルタントの大前研一さんと言う方が、「GYAO!」のビジネスモデルは採算に合わないから消える、と言う趣旨の話をしていました。
その後、GYAO!の運営会社がYahoo!の子会社となって、GYAO!は気づいたら「Yahoo!動画」内のサービスの1つみたいになりました。
ちなみに私自身は、GYAO!は初期の頃に何本か映画や音楽を見た位で、その後は多分全く見てなかったと思います。
特に最近は、YouTubeはもちろん、アマプラやネトフリなど、サブスクの動画サービスが大流行して超充実してきたので、GYAO!は相対的に無料でも以前より見られにくくなっていたと推察されます。
そんなGYAO!が終了するわけですが、個人的に驚いたのは、このGYAO!の終了というよりも、GYAO!のサービス終了をもって、その運営会社が、
「今後は『縦長ショート動画サービス』に力を入れていく」
という方針に切り替えたと発表したことです。
上記の記事によると「市場環境の変化」に対応するために、これまでGyaO!に使っていたリソース(人材やお金や設備や技術など)を、
「ショート動画に集約させる」
とのこと。
それをLINE株式会社からの委託で一部共同で運営する「LINE VOOM」(たぶんショート動画を配信できるサービスかと)に、集中させていくようです。
以上を一文でまとめますと、
「ショート動画が全盛期の時代に入ったから、GYAO!はもうやめて、今年からはショート動画の配信サービス(「LINE VOOM」)に、思いっきり力を入れますわ!」
ということです。
10日位前に午前に配信しているプチメルマガでも書いたのですが、私の推察では
「『需給ギャップが著しく大きい』と言う意味でのショート動画のピークは、昨年の前半頃に過ぎ去った」
のではないか?と思っています。(需給ギャップ=配信者と視聴者の人数のバランスが崩れている状態)
過去のYouTubeやアメブロやTwitterなどほとんどのメディアで見られた現象ですが、この
「需給ギャップが著しい状況」
においては、クオリティーが低いコンテンツ(動画)を作っても、異常なほどアクセスや視聴が集まる時期なんですよね。
YouTubeもそうだったのですが、確か2018年頃はまだビジネスをやっている人や知識提供の専門家で、YouTubeをやっている人は少なかったのです。
でも需給ギャップが著しい時期なので、この頃に始めた人は、割と適当でもバンバン再生回数が取れました。
ところがそういう人たちは、その2年後くらいには消えていきました。つい先日代表を辞任したM社長らがブレイクしたのも、この頃。
その「需給ギャップが著しい時期」が過ぎ去ると、他の人たちや優秀な企業・大企業などがどんどん参入してきて、シェアの奪い合いの戦国時代に突入します。
そしておそらく、ショート動画における戦国時代は、
「2023年がスタート」
になるのではないでしょうか。この見解は大筋では外れていないはず。たぶん!(ーー;)
いずれにしろ、今年ショート動画を配信する人が激増するのは間違いないでしょう。
こういう流行に安易に乗っかろうとする人たちって、どうかと思いますね。まあ私は思いっきり全力で乗っかるんですけど笑
前回お話しした通り、既にサンプル動画を一度作ったので、私のショート動画の場合、大体どの程度の手間・時間がかかるかは、ざっくりとですが把握できました。
1日1本は配信したいのですが、頑張ったら1日2本行けるかもしれません。
ただ、残念ながら、そのためにはこれまでやってきた「メルマガを朝晩の2回配信」しながらだと、かなり厳しいです。しかも配信だけでなく、新たな事業もやりますので。
というわけで、今の私はショート動画の勢いに安易に乗っかるため、「朝晩2回」のメルマガ配信を辞めることを決めました。
そこまでは決定ですが、じゃあ今後のメルマガをどう配信していくかについては、現在思案中。
今の私にとって、最大の問題は、何をどれぐらいやるかの「バランス」なんですよね。「時間配分」と言い換えてもいいかもしれません。
そういえば、上記の世界的経営コンサルタント大前研一氏は、昔ある本で「人生を大きく変える3つの方法」として、次の3つを紹介していました。
1.住む場所を変える。
2.人間関係を変える。
3.時間配分を変える。
少なくとも、今の私の場合、この「時間配分」の選択が、自分の未来を大きく変える可能性があるので、今月は頭をひねりまくろうと思います。
それではまた。