- 2023-1-27
- 仕事の話
こんにちは、中西です。
今年はショート動画を大量に作ろうと思っているのですが、その研究で、これまで全く見なかったTikTokをちょこちょことチェックしております。
様々なジャンルのチャンネルを見てみましたが、いろいろ見ても、やはりこのショート動画と言うメディアは、「視聴者」としては自分には合わないなと感じます。
とくに「インプットの媒体」としては、全く利用する気になれないのですが、私自身はその自分が全く利用するつもりがないメディアで発信しようとしているわけです笑
これは何か矛盾した行為なのかと言うと、そういうことではないだろうと思います。
タモリさんが前に「テレビは出るもので、見るものではない」と言っていましたが、私にとってのショート動画もそんな感じになりそうだなと。
いずれにしろ、今年のショート動画の業界では、
「知識提供型のショート動画」
が、一気に増えるだろうなと思っています。
理由はシンプルで、YouTubeが台頭してきた時も、最初は若者の間やエンターテイメント業界でYouTubeが普及して(HIKAKINさんやはじめしゃちょーなど)、
その後、専門家たちが「知識提供型の動画」をYouTubeで配信し出した…と言う流れがあったからです。
私がYouTubeで例の2時間の動画をアップしたのは、2017年の7月でしたが、確かこの時点ではまだ知識提供型の動画を配信しているチャンネルは少なかったと記憶してます。本格的に増えだしたのは、2018年か2019年あたりだったかと(たしか)。
ショート動画の世界も、今後、間違いなく同じ流れをたどると確信しています。
というか、もうそうなっているのですが、今後ますます加速するということです。
今自分でサンプル動画を作っていて思うのですが、「知識提供型の動画」をショート動画でやろうと思ったら、
「要約力」
が、かなり求められる気がしますね。
情報発信をしたことがある人なら、たぶん誰でもわかることなのですが、文章でも動画でも、
「長くして詳しく伝える」より、「短くまとめて伝える」ほうが、むしろ難しい
のです。「短くする方が圧倒的に難しい」と言っていいと思います。
この短く伝えることを「要約力」と表現しましたが、ショート動画は上限が1分なので、この「要約力」がない人は、ショート動画が作れないか、作れてもわかりにくいショート動画になると思います。
(実際わかりにくい知識提供型のショート動画のチャンネルをいくつか見ました)
偉そうなことを言っていますが、では、私は短く伝えるのが得意かと言うと、むしろ苦手です笑
まぁ、このメルマガの長さを見ればわかるかと思います。ただしメルマガの場合、「長いのはダメ」と言うことでは必ずしも無いのですが、話がディープすぎるので、ここは省略。
ちなみに午前中にプチメルマガを配信してますが、こちらはだいぶ短い文章でまとめています。その名の通り「軽いネタ」なので、短くまとめやすいと言うのもあるわけです。
「知識提供型」のショート動画で、再生回数を取って人気チャンネルにしたい場合、
【 いかに「中身の濃いネタ」を、いかに「短くまとめて伝える」か 】
が、ポイントになると思われます。
もしかすると、今年ぐらいは多少中身が薄くても見られるかもしれませんが(成長期なので)、発信者が増えて、競争が激化すると、相当中身の濃いチャンネルしか生き残れないと思います。
私はそういう「短くまとめる」系の情報発信の仕方をあまりやってこなかった気がするので、結構苦戦するかもしれません(-。-;
唯一の救いは、ショート動画を作っていて非常に面白いことですね。
「短くまとめる」という経験値は低いのですが、作っていてとても楽しいので、ある程度本数を作れば慣れてくるんじゃないかと、楽観的に考えています。
それではまた。