- 2022-12-13
- 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
先日、机に向かうやる気が起きない状況になったことがありました。
机に向かってから集中できないのではなく、そもそも机に向かう気がしない、と言うことです。
ところが、その原因がわからなかったんですよね。
私の場合、やる気に関する細かいチェックポイントが複数あるのですが、ざっと思い返してみても、思い当たる節がありません。
こういう時に、やる気が出ない自分に対して自己嫌悪に陥る人もいると思いますが、私は経験上
「必ず何らかの原因がある」
と考えるので、その原因を探します。
で、思い返してみたら、睡眠時間が通常より少し足りなかったことに気づきました。
さらによく思い返してみたら、前日の夜はいつもよりベッドに入ってから就寝まで少し時間がかかっていて、起床は少し早めに目が覚めていたことに気づきました。
ベッドの中にいた時間だけ見ると睡眠時間を満たしているようで、細かく思い返せば、寝ていない時間が思っている以上にあったのです。
今回、これが原因だとわかりました。(その後しばらく仮眠(*´-`)zzz)
こういうのが時々あるのですが、本当に怖いんですよね。何が怖いかと言うと、
「睡眠不足の自覚がない」
ということです。
わかりやすい「眠気」と言う形で現れれば、睡眠不足に気づきやすいのですが、
【 実態としては「睡眠不足」なのに、症状としては「眠気は0で、やる気が出ない」という形で現れる 】
というパターンの睡眠不足があるからです。
今回の私の場合も、眠気は全くと言っていいほどありませんでした。眠気は全然ないのですが、物事に向かうやる気が出ないのです。
「やる気が出ない」という場合でも、実はまだ解りやすい方で、
「なんとなく、物事に向かうのが億劫になる」
と言う状況に陥ることもあります。
もはやここまでくると自覚症状としては、睡眠不足の面影もないのですが、体の実態としては、やはり睡眠が不足していて発生している症状なのです。
こういう形で、睡眠不足にもグラデーション的に段階があるわけですね。イメージで言うとこんな感じ。
1.強い眠気
2.眠気
3.弱い眠気
4.なんとなくやる気が出ない(眠気なし)
5.物事をやるのが億劫になる(眠気なし)
1から3までなら睡眠不足が原因だと気づけるわけですが、
4や5の場合は、眠気の自覚症状がありませんし、他の要因(例えば食事・運動・メンタルなど)の可能性もあるので、睡眠不足が原因だと簡単には気づきにくいわけですね。
というわけで、睡眠不足と言っても「眠気」と言う形で症状が現れるわけではなく、
【 眠気は全く感じていないのに、やる気低下・なにやら物事が億劫になる 】
など、「別の形」で睡眠不足の悪影響が現れることがありますので、
こういうパターンの「睡眠不足」もあることを理解した上で、睡眠不足にならないように極力十分な睡眠を心がけていくのが大事ですね(自戒を込めて)。
それではまた。