こんにちは、中西です。
緊急事態宣言が全国に拡大されました。
5月6日が期限となっていますが、これはあくまで「とりあえずの期限」ですので、
緊急事態宣言は5月7日以降も延長され、自粛要請が続く可能性は十分あります。
実際世界でもロックダウン(都市封鎖)の期限がどんどん延長されています。
今日聞いた話ですが、ある美容院ではオーナーから全スタッフあての LINE で、
「5月7日以降も自粛が続いた場合、スタッフ全員を解雇しなければならないかもしれない」
という通知が届いたそうです。スタッフあてにですよ。
通常オーナーは、こんなスタッフが不安になるような通知は極限まで避けるものです。
オーナーがわざわざこんな通知をしてきたということは、「かもしれない」ではなく
「(5月7日以降も自粛要請が続く場合は、全員解雇が)確定した」
と解釈してほぼ間違いありません。
急に言うとショックが大きすぎるので、事前に連絡をすることで心の準備をしておいてもらい、ショックを少しでも和らげよう…ということです。
これは特殊な例でもなんでもありませんからね。こんなことが「日本中のほぼすべての中小企業・個人商店」で起こっているのです。
大企業は内部留保(企業の貯金)がかなりありますが、すでに危なくなっているところは多く、その典型はソフトバンク。もはやソフトバンクが倒産寸前なのは、知ってる人は普通に知ってる事実。
天下のトヨタ自動車すら危ないです。
余談ですが、私は以前トヨタ自動車の工場の社員の人達に詳しく話を聞いたことがありますが、皆さん口をそろえるように
「トヨタが潰れる時は、日本が潰れる時」
と言っていました。 「そんなことはありえない」というニュアンスでおっしゃってたのですが、今そのありえないことが、現実になってきています。
商売をわかっていない人達は、この期に及んでまだ今の危機的状況を全く理解していないみたいですが、(一番分かっていないのが超大金持ちの家に生まれた麻生太郎財務大臣というのが、この国の悲劇です)
もはや今、日本中が大惨事に陥っています。
2ヶ月前からもうずーっと言い続けてますが、経済リスクを理解できず、感染リスクにしか目がいかない人が多すぎて、
新型コロナで死ぬ人よりも、このままだと失業や自殺で死ぬ人の方が圧倒的に多くなるのです(その証拠のデータは既に何度も紹介済み。最近ようやく経済リスクの深刻さに気付いた人が多いですが)
では、今後どういう状況が待っているのか?
このメルマガの読者さん目線でいいますと、集中できないから外で勉強していた人達にとって、これまで重要な勉強場所になっていた、
近所の有料自習室やカフェ・ファミレス・ファーストフード店などは、5月あたりからどんどん閉店・倒産で消滅していく可能性は十分あります。
この極端な自粛要請が続き、他国のように十分な休業補償も行われない場合、 普通の個人事業や中小企業では、夏までもつはずもありません。
有名な大手チェーンはまだ余力はありますが、 自粛が続いた場合は店内で食事をしてもらうこともできないままなので、
業態を変更してテイクアウトやデリバリーを中心にしていく可能性も十分あります。
(今日の小池知事の会見でもその旨を話していましたが、「デリバリーのやり方を飲食店に教えます」とか軽々しく言っていました。
利益の額が小さい飲食店が、メニューの料金に新たに配達スタッフの人件費を乗っけて、簡単に儲けられるはずがありません。
デリバリーはメニューの値段をかなり上げないと儲からないシステムなのです。
まして今後は国民の財布の紐がどんどん硬くなっていく状況。本当に何もわかってないなと。
補償も融資ばかりで、1店舗100万を1回だけ。これを大きい金額だと思う人は商売を何も知らない人でしょう。
このままだと、もう日本中の飲食店は本当に全滅します)
近所の飲食店やカフェなどで外勉・カフェ勉をしていた人は、そのお店の経営体力にもよりますが、今後そういったお店が全部消えていく可能性は本当に高いと思います。
有料の自習室も相当危ないと思います。ほとんどの有料自習室は周囲の人と密接するわけですから、
退会は増えるでしょうし、そもそも新規入会者も激減でしょうし、このまま行くと売上が激減して家賃すら払えなくなる自習室が増えるのは間違いないかと思います。
塾の自習室も同じですからね。と言いますか人が集まる塾自体がこのままだと業態変更をせざるを得なくなります。
業態変更と言っても簡単な話ではないので、塾自体が潰れてしまうわけで、そうなると当然塾の自習室ももう使えなくなります。
要するにこれまで外にたくさんあった「自習で勉強する場所」が壊滅していく可能性があるわけです。
こんなことが起こったら日本の未来はありませんからね。一番大事な人材が勉強できなくなり、育たなくなっていくわけですから。
国は休業要請するなら、しっかりとした休業補償をすべきですし、それができていないなら国民が声を大にして徹底批判すべきなのです。ネットの声が国政に反映されているのは今や明らかなのですから。
何度もお伝えしている通り、
「日本には財源の問題は存在しない。財政破綻することも100%ありえない」
「日本のような自国通貨建ての国では、国債を発行すればお金はいくらでも刷って作り出せる」
というのが「絶対に誰も動かすことができない客観的事実」なわけですから(ただしマスコミはこれを報道しない理由があるのも何度もお伝えした通り)、
政府がアホなことをしてたら(すでにしまくってます)、国民が声を上げまくり、徹底批判をしなければならないんです。しなければ、本当に人が大勢死ぬからです。
しかし麻生太郎財務大臣の発言、安倍総理の「見せかけだけの108兆円の大嘘」等を見れば、
このまま彼らは財務省の言いなりのまま、麻生太郎と安倍総理と財務省に、私たち国民は本当に殺されることになります。
それを避けるには上記のような正しい財政知識を全国民が共有し、
「日本では国債を発行すれば、お金なんていくらでも作り出せるんだ!!いい加減にしろ!!!!」
と 全員が一丸となって声を上げまくる。本当にもうこれしか道は残されてないんですよ。
そうしなければ、皆さんが勉強できるカフェは本当に全部消えて、
ファミレスやファーストフード店もほとんどが倒産して、一部の大手だけがギリ生き残り(しかも残った店舗はテイクアウトかデリバリー中心)、
塾の自習室も、有料自習室も、全部消滅してしまう可能性が、本当に今のところかなりあります。
私はこれまで「家で勉強に集中するテクニック」を11年にわたり教えてきましたが、それはあくまで
「近くにいいお店や自習室や図書館もなくて、家で勉強をせざるを得ない人」
「自習室や図書館も使ってるけど、家でも勉強をする人」
こういった人たちをサポートするためであって、こんな滅茶苦茶な国家崩壊・文化崩壊を望んでいるはずもありません。(だいたい私もカフェなどのお店もよく使いますし、消えて行ったら最悪です)
しかし残念ながら今のところ、可能性の高さで言うと、あくまでこのまま状況が変わらなかった場合、
上記のような未来が現実化してしまう可能性はかなりあると思っています。
とりあえず私は自分がやれる家勉の集中力アップ等の情報発信を、自習室・カフェなどの外勉が出来なくなった人に対しても、引き続き行なっていきます。
これまでも真面目にやってきたつもりですが、今後はこれまで以上に、家勉の集中力・生産性アップのサポートを本メルマガ・動画・教材などを通じて行っていきます。
現時点でまだ家でなかなか集中できない人には、様々な角度からさらに役に立つ情報をお届けしてきますので、それらを参考にしながら日々の勉強に励んでもらえればと思います。
学生も社会人も、すべての人が国民主権のもとに政府の対応をしっかり監視しながら、それぞれが今自分に出来ることを最大限にやっていくしかない状況です。
一緒にこの危機を絶対に乗り越えて行きましょう。
それではまた。