- 2019-10-25
- 受験を突破するマインドセット
こんにちは、中西です。
先日、久しぶりに以前読んだ勉強法の本をパラパラと読んでみました。
久しぶりに読んでみて思ったのは、まるで「ゲームの攻略本」のようだということです。
勉強法の本と言うのは、どうすれば効率よく、要領よく、受験勉強の生産性を上げて合格を勝ち取るかと言うノウハウが書かれているわけです。
したがって勉強法と言うのは、事実として受験の攻略法の要素が大きいわけですし、
それを1冊にまとめた勉強法の本が、「ゲームの攻略本」のように見えてくるのはある意味必然ですね。
やはり受験と言うのはゲームなんですよ。
もう過去に大勢の人がその受験を突破して合格していて、その体験談や科学的な方法をまとめるなどして、
「攻略するための方法」
がしっかり存在しているからです。(最近できた受験などでは別ですが)
後は「いかにその攻略法に沿ってうまくクリアしていくか」と言うゲームに過ぎないなと改めて感じました。
こういうことを言うと、勉強を必要以上に真面目に捉えている人にとっては(特に学校の先生や大学の先生など)不謹慎な発言のように思われるかもしれませんが、
受験を「ゲームだ!」と解釈する事は悪いことではないと私は思います。
なぜならそう解釈したほうが楽しくやることができる可能性が高まるからです。
真面目に考えて挫折するくらいなら、ゲームを攻略するつもりでやっていけばいいのです。実際そういう要素が大きいわけですから。
ちなみに社会人の仕事でこんなにゲームぽい事は稀だと思います。
いろんな仕事があるので一概には言えませんが、仕事を面白くしようとする場合は、
誰かが作ったルールの上で、誰かが作った攻略法を学んで、大勢の人がやっていることを、みんなと同じように実践するだけでは、全然楽しめないからです。
楽しめないだけでなく、経済的に豊かにもなりようがありません。
(こんなの当たり前すぎるほど当たり前なんですが、これを理解できている人は意外に少ないのが、ある種教育の大きな問題の1つでもあります。
本来1番伝える立場の学校の先生が、この部分で実体験がないので伝えるのが難しいと言うのもありますが)
受験に例えるなら、受験生として問題を解く側ではなく、「問題を作る側」の立場にならないといけないと言う事です。仕事の場合、「何かを生み出す」と言う事ですから。
何かを生み出すと言うことが、つまりは「アウトプット」ということです。アウトプットと言うのは別に情報発信に限ったことでは無いですからね。
仕事で何も生み出していないと言う事は、
▼誰かの言った通りのことをしているだけか、
▼大勢の人が同じようにやっている枠組み・ルールの中で、自分も同じようにしか仕事をしていないか、
▼本来新しい提案をできるはずなのに提案しないのが当たり前だと思い込んでいるか、
▼何もやりようがないほどのブラックな(or硬直した)組織に所属しているか
▼何も変えられないとみんなが思い込んでいる後ろ向きな体質の組織に所属しているか
▼何かを生み出す要素が極めて少ない(決められたルールを遵守することが大事な)業界・仕事に携わっているか(消防署員・警察官・医療関係など)
…このあたりのいずれかになるかと思います。
その範囲で自分自身が幸せに仕事を楽しめる場合は全然問題ありませんけどね。
ただ何も自分なりの何かを生み出していない場合は「経済的に豊かになる」事は難しくなります。
社会人で投資などではなく仕事を通して経済的に豊かになっている人は、ほとんど例外なく「何かを生み出している」人たちです。
特に何も生み出していないのに経済的に豊かな場合、実力ではなく何か特殊な環境や既得権益で守られているだけなので、その環境が変わった途端に全てが崩壊するリスクを抱えています。
そういう人は自分でもそのことを理解しているので、その立場を守ることばかり考えるようになり、全然面白くない社会人人生になりやすいわけです。個人的には10億円積まれても嫌な生き方。
なのでこの資本主義社会で社会人として楽しく、経済的に豊かになりたいなら、
仕事で自分なりの「何かを生み出す」(=アウトプットをする)と言う要素が絶対的に必要になります。
繰り返しますが、そんなの当たり前なんですけどね。普通の話。
会社員とか起業家とか、役員(経営層)か平社員かなどの立場の問題ではなく、最終的には自分自身の考え方の問題になるわけですが、脱線しすぎるのでここではカット。
話を戻すと、受験勉強と言うのはやはりゲームだと思います。
勉強法=ゲームの攻略法、勉強法の本=ゲームの攻略本。そういうことです。
特に最近勉強がなんとなく楽しくないと言う人は、ゲームを攻略するつもりで取り組むと良いと思いますね。
なお、先月のメルマガで軽く告知して大人の事情で流れてしまっていた、私の受験時代の英語勉強法をまとめた教材を、まもなくリリース予定です。
いわば私が全く英語ができない、どうやって英語を勉強すればいいのかすら全くわからないダメすぎる状態から(ネットもろくに使えない時代でしたので)
自分なりに考え、情報を収集し、試行錯誤してついにやり方がわかり、最終的に複数の難関大学に合格した
「英語というゲームの攻略法(中西式)」
になります。興味のある人はお楽しみに。
それではまた。