- 2019-10-24
- Todoリストで受験勉強するコツ, 効率的な時間管理術
こんにちは、中西です。
前回は、心理的に重いなどの理由で長期間にわたり手をつけられないタスクについては、
ToDo リストではなく、「予定」としてカレンダーや手帳に組み込んでしまうと良い、と言う話でした。
今回はその補足として、ちょっとしたコツをご紹介。
前回お話しした「予定」と言うのは、例えば英語の模試の復習をしようと思っていたのに何日も何週間も手をつけられていない場合、カレンダーや手帳のスケジュール欄に
10月23日20時~「英語の模試の復習」
というふうに書き込んで、Todoリストではなく予定にしてしまうと言う事ですね。
で、この日はTo Do リストで勉強していたとしても、20時になったら今やっている勉強を途中で一旦中断して、
「あ、20時になった!さあ今から英語の模試の復習だ!」
という感じで、その予定を淡々とこなすと言うことです。
To Do リストに入れたままだと緊急性が低い場合、つい先延ばしにしてしまって気づいたら何日も何週間も経ってしまうこともありますが、
「予定」にしてしまうと達成率が一気に高まります。
仮にその日できなかったとしても、これまで全然手がつけられなかったのに「着手」することができた点は大きな進歩で、続きの次回に繋げやすくなるのです。
ただ上記のように普通に予定に入れるだけでもうまくいく場合が多いですが、これにさらに一捻り加えることで、一気に実行力が高まる書き方があります。
その書き方というのが、カレンダーや手帳のその時間帯に
「予約済み」
と書いてしまう方法です。
まるでレストランや会議室やテニスコートなどの予約のようにカレンダーに記入することで、
より明確にその時間帯はそのタスクに取り組もうと言う意識が高まります。
先程の例で言うと、カレンダーの10月23日20時の欄に
予約済み
(英語の模試の復習)
…みたいな感じで表記するわけですね。
赤色など目立つ色で枠を書いたり、その部分だけ塗りつぶしてもいいと思います。
この方法は私が考えたのではなく「時間術大全」と言う海外の翻訳本(著者はYouTubeとGoogleに勤務していた2人)に書かれていたテクニックですが、
要するに「ブロッキング」を強固にするための方法ですね。
単なる「予定」と言う意味合いだけではなく、
「予約済み」
と記入しておくことで、自分としても「予約しているのだから」その時間帯になったらしっかり実行しなきゃ!と言う気持ちになりやすいわけです。
と言うわけで、なかなか手をつけられないタスクについては、To Do リストから外して、
カレンダーや手帳に「予定」として組み込むと高い確率で着手できるようになり、
さらに「予約済み」と書いておくとより達成率が高まりますので、ちょっとしたコツですがよかったら参考にしてみてください。
それではまた。