- 2010-11-5
- 効率的な時間管理術
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回も受験関連のお話を1つ。
いよいよ秋も深まってきて、受験生の方は緊張感が日々高まっていることと思います。
受験を乗り越える上で、「時間の使い方」は非常に重要なポイントになってきますが、
その細かなノウハウをすべて知り尽くそうとしたら、それこそ何冊もの本を読まないといけないことになります。
いまのあなたにそんな時間はあまりないはずです。ヘタをしたら「時間の使い方」の本を何冊も読み込んでいる間に、膨大な時間がどんどん過ぎていくという全く笑えない話になってしまいかねません。
「時間の使い方」については、このブログで今後たびたび取り上げるテーマでもありますので、気になる方はたまにこのブログチェックしておいてくださいね。
今回は、「時間の使い方」の中でも王道のテクニック「寸暇を惜しむ」について。
これをテクニックと言えるのかどうかわかりませんが、「寸暇を惜しむ」というのは非常に重要なマインドセット(考え方、心構え)といえます。
単純に、「1~2分の積み重ね」というのは、馬鹿になりません。1日の中でそういったスキマ時間はたくさんあるわけです。合計すると、少なくとも1時間はあるはず。多い人なら2~3時間にもなるでしょう。
ここのスキマ時間はほんの数分だったりしますから、多くの人はなんとなくボーっとすごしてしまいがちです。「2~3分で何かできるわけでもないし」なんて思ってしまいます。
が、その2~3分の積み重ねがちょっとずつボディーブローのように効いてきて、のちのちには大変な差になってくるのです。
「この数分の積み重ねが、数ヵ月後に恐ろしいほどの差になる」
そうイメージできるだけの想像力があるかどうか、そこが問われます。ようするに、想像力があるかないかの問題だと思うんですね。
2~3分の積み重ねが、数ヵ月後にはすごい差になることをリアルに想像できる人は、時間がもったいなくて(あるいはそれを理解して頑張っているライバルに差をつけられるのが怖くて)、時間を無駄にすることがなくなります。
その想像力がない人は、「こんな数分で何も変わらない。差もつかないよ」なんて油断して、本来使えるはずの時間を無駄にすごしてしまうのです。
で、ここで注意してほしいのは「寸暇を惜しむこと」=「休憩をしないこと」ではない、ということ。
休憩は、ストレスを取り除き、リフレッシュした状態で再度勉強をするためのものですから、これは必要。そこまで切り取ってはいけません。
睡眠もいっしょ。以前にも書きましたが、勉強の生産性を高めるためにも、睡眠はしっかりととる必要があるのは科学的にも常識なのです。つまり、
よく寝て、よく休み、寸暇を惜しむ
これが、正しい受験生の時間の使い方だといえるでしょう。
まだまだ書き足りないのですが、長くなるので一旦切りますね。明日に続けます。