- 2017-3-13
- おすすめ記事, 勉強のモチベーションアップ, 受験が終わった後について, 受験の意味を考える
こんにちは、中西です。
最近はシーズンだからか合格報告が毎日
何件も届くので、合格した人は怒らないで
聞いてほしいのですが、受験というのは
【 合格した時点では「その他大勢」の一人にすぎない 】
という事実があります。
もちろん、受験に合格するということは素
晴らしいことですし、それによって「これ
まで何者でもなかった人が、一つ上のステ
ージの肩書きが増えたヽ(´▽`)/」という
ことになるのも事実です。
ほとんどの場合、社会的にもそれは認めら
れますし、履歴書にも自信を持って書ける
重要項目が一つ増えるわけです。
よって、「受験に合格した」ということは、
つまり「これまでより自分の価値が上がった」
わけですから、間違いなく大きく前進した
といえます。
が、とくに大学受験生がそうなのですが、
この合格した時点で有頂天になって、勉強
やら自分磨きをやめてしまう人がいるわけです。
しかも大学生は「4年間学問をする」という
前提とはいえ、世間的には遊びまくること
も一応なんとなく暗黙的に認められているので、
大手を振って遊びまくれると(゚▽゚)/
で、遊ぶことは全くもっていいのですが、
同時に、上の「合格した時点ではその他大
勢の一人にすぎない」ことを、頭のど真ん
中に入れておく必要があるのです。
だって、あなたはまだ「○○大学の学生」
(資格なら「○○資格を持っている人」)
にすぎず、その時点では「他の大勢の合格
者たち」とまったく同じ存在だからです。
それは東大合格であっても司法試験合格
であっても同じなのです。
こんな話を1~2月にしたら、直前期の大学
受験生のやる気を削いでしまいかねないの
でしませんでしたが、
【 合格=これまでの自分よりはステージ
が上がった=でもまだ「他の大勢の合格者」
と横並びで同じ存在になっただけ 】
・・・ちょっと厳しい言い方をしてますが、
この話を聞いて私にキレてるようでは正直
ぜんぜんダメだと思います<(_ _)>
本当に何か個別の事情であなたが特別な存
在ならいいのですが、客観的に見たときに、
合格しただけではまだ「他の大勢の合格者」
と何ら変わらぬ普通の存在だということを
受け入れた方が絶対にいいと私は思います。
その自分の状況を客観的に見られていない
人は、まるで「アリとキリギリス」のキリ
ギリスのごとく油断した時間をすごし、
数年後に(どころかその後何年も)痛い目
を見て、自分のキリギリス全快の合格後の
生活に後悔し続けることになるでしょう。
受験は大変な戦いですから、それがようや
く終わってホッして開放感に浸るヽ(´▽`)/
のは全然いいですが(むしろ開放感に浸っ
てこれまでのストレスを発散しまくってください)、
「受験終了とともに“勉強”を止めた人は、
結局何者にもなれない」
という、当たり前すぎる事実を、頭の片隅
ではなく“ど真ん中”に入れてほしいと思うのです。
このあたりの突っ込んだ話は
「大学生活パーフェクト攻略法
~ヤバいくらい本音で語る大学論~」
にて詳しく解説しましたが、
(今は販売停止中。4月頃にまたキャンペーンやる予定)
いずれにしろ、
「合格した時点ではその他大勢の一人にすぎない」
「受験終了とともに勉強(学び)を止めた
人は、結局何者にもなれない」
ということをまずは理解して、この事実を
受け入れることをおすすめします。
上の事実を認められない人、認めても対策
を講じなかった人は、ごく単純な話として
【 いずれ間違いなく貧乏になる 】
ということでございます(>_<。)イヤヤア
テレビのニュースなんか見て
「最近は人手不足の時代だから、
就職もしやすい時代だ!ラッキ-♪」
なんて思って合格後にずっと遊びまくって
何も磨かなかったとしたら、ウルトラ級に
アホ丸出しでっせ。
というわけで、ようやく大学受験がほぼ一
段落してきたので、3月はこの手の「勉強と
は直接関係ないけど、勉強する上でめっちゃ
重要な話」もいろいろしていく予定です。
それではまた。