- 2019-10-8
- BGMで勉強の集中力アップ, おすすめ記事
こんにちは、中西です。
最近、ちょっと変わったBGMを作業用に聞き流しています。どんなBGMかというと、
「お経」
でございます(゚o゚;
数ヶ月前に祖母が他界したのでその時のことが頭にあったのか、ふとなんとなく
「お経ってBGMになるかな?」
と思ったんですよね。
これまで一度もお経をBGMにするなんて考えたこともなかったのですが、直感的に「これはたぶん行けるぞ」と感じました。
さっそくYouTubeで「お経」と検索して調べてみたら、やっぱりお経の動画がズラーッと出てきました。さすがYouTube、今や何でもアリですね(笑)
驚いたのは、単にお経の動画がアップされているだけでなく、「作業用BGMなどに!」とまでタイトルに入っている動画もあったことです。(人気のお経動画は100万回以上再生されてます)
つまり、もう最初からBGMとして使う発想でお経の動画を流している人も結構いるということ。
実際、お経の動画は1時間半前後ある長時間のものが多く、基本的に流しっぱなし専用の感じです。
コメント欄を見ても面白くて、「寝る前に聞くとよく眠れる」とか「アパートの隣人がうるさかったので、大音量でお経を流したら静かになりました」とか、いろんな使い方があるもよう。
で、私は祖母の葬儀で流れていた般若心経を最近作業時のBGMにして聞いてるのですが、けっこう落ち着いてイイ感じです(´-`)
個人的に夜中にお経を流すと怖いのでそこだけ注意してますが(笑)、何人ものお坊さんが読経していても意味はわからないので、自然音みたいで気分が落ち着くのです。
まあお経は音楽ではないですし雰囲気が独特なので、合わない人は合わないでしょうけど、私自身はBGMとして大いにありだと感じました。
ちなみに以前YouTubeの方で、「BGMより無音が最強」「知らない外国語の音楽でも集中力は落ちる」という研究結果の話をしましたが、
その動画でも話したとおり、私は心理的に重い・しんどい作業などをするときは、それをまぎらわせるためのBGMはアリだと考えています。
また、科学的には自然音なら大丈夫なのですが、お経ってどっちかというと「音楽」というより「自然音」に近い気がします。
「知らない外国語の音楽」は言葉は分からなくても、その音楽自体に人工的なメロディーがあるため、そのメロディーが脳内のワーキングメモリを使ってしまい(平たく言うと「気が散って」)、目の前のことへの集中力が落ちてしまうと考えられるわけです。
お経は「言ってる意味はわからない」という点で「知らない外国語」と同じでも、曲のように人工的なメロディーはほとんどなく、ずーっと単調なリズムなので、気が散りにくいのです。
その意味で、自然音に近いのではないかと私は考えています。
カフェなどの人混みのザワザワした雑踏音で集中しやすくなることがありますが、それとも近いですね。
というわけで、好みはあると思いますが「お経」は意外にBGMとして大いに使えると感じますので、興味のある人は良かったら試してみてください。
それではまた。