- 2012-3-28
- 1ヶ月100記事企画, 参考書学習テクニック
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
まもなく4月になりますが、4月になったら新しい参考書を買う人も多いと思います。
新しい参考書をやり出すときに頭に入れておいてほしいのは、
【 一度やり出したなら、よほどの事情がない限り、
その参考書を完璧にマスターすることだけ考える 】
ということです。
別の言い方をすれば、「参考書の浮気をしない。よそ見をしない」ということ。
最初にそういう覚悟を決めておかないと、世の中にはいい参考書が山のようにあるので、やっている途中で目移りしやすいのです。
で、ついつい途中で別の参考書に浮気をしてしまう人が後を絶たないのですが、それが一番のムダだったりします。
ほとんどの場合、多少いい参考書に変更するくらいなら、
いま途中まで進めている参考書を、完全にマスターしたほうが実力はつきますし、時間効率も高いです。
仮に本当に別の参考書のほうが良かったとしても、今の参考書と比べたときのその良い部分の差は、
今の参考書を途中でやめる時間のムダによって、その差が帳消しになる可能性が高いです。図にすれば・・・
【 よりいい参考書に切り替えるメリット < 今の参考書を途中でやめるデメリット 】
ということです。
一度これと決めたものは、よほどの事情がない限りは、浮気しないほうがいいのです。まるで結婚のようですが(笑)。浮気をすると、たいがいロクなことにはなりません(-_-;)
あれこれ目移りしている人よりも、1つに絞ったほうが幸せになれます。まさに結婚そのもの(?)ではないかと。
もちろん、冷静に慎重に考えて、
「今この時点であれば、こちらの参考書に移ったほうが得策だ」
と判断できる場合は、移ることもアリでしょう。
つまり「離婚」と「再婚」ということですが(笑)、受験勉強ではこれでうまく行くのはどちらかというとレアケースなので、再婚する場合は慎重に。
多少のいい参考書に切り替えるくらいなら、
今やっている参考書を完璧にしたほうがよほどいいと私は思います。
離婚はできる限りしないほうがいいので(笑)、参考書を始めるときは、それが完璧になるまでは、
「最後まで添い遂げる誓い」(!)
を立てて、スタートしてほしいと思います。