- 2012-3-26
- 1ヶ月100記事企画, 効率的なノートの取り方, 受験を突破する記憶術
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、私が高校時代に、理社や英文法などの暗記系の授業で使っていたノートの取り方をご紹介します。
といっても、そんな大げさな方法ではないのですが、
板書をしながら「重要ポイント」と「そこそこ重要ポイント」を、全部赤ペンで書くという方法。
ようするに、試験で出そうなポイントや覚えておきたい項目を、先生の板書の色に関係なく、
自分独自で赤ペンで書き込むということです。
こうすると何がいいかと言いますと、ノートに赤シートをかけるだけで、重要ポイントが全部消えて、
自動的に穴埋め問題になるということです。
よく参考書などに赤シートがついていて、それを使うと重要ポイントの赤色の箇所が消える参考書がありますが、あれを自分のノートで自作してしまうわけですね。
実はそこに行き着く前にいろいろ試行錯誤があって、
最初はノートを試験前に一度コピーして、そのコピーの重要箇所を黒マジックで消したりしていました。
で、コピーが問題集代わりで、ノートが解答代わりになるというわけです。
ただ、このやり方だと、いちいちノートを全部コピーする上に、またイチから黒く塗りつぶす必要があってかなりの手間ですし、
さらにコピーとノートが別々にばらけてしまいます。
そこで、ノートの重要箇所を赤色の太ペンで塗りつぶし、「緑色のシート」をかけてその部分を見えなくする方法を試してみました。
これは悪くなかったのですが、一度文字を書いたあとに、それをさらに赤ペンで塗りつぶすのはやはり二度手間だったのと、
緑シートをかけても時々文字がうっすらと見えてしまうことがあったので(笑)中止しました。
最終的には、
「重要箇所を赤ペンで書き、赤シートをかける」
という方法に落ち着きました。これが一番手間がかからなかったですね。
ノートの復習は、「ただ読んでいる」だけでは本当に覚えたかどうかはわかりません。
覚えたかどうかを確実にチェックできる体制を作っておくかどうかは、成績に大きく響いてきます。
暗記系の授業で板書したノートの重要度が高い人は、可能なら一度試してみてください。