- 2014-5-23
- 受験を突破する記憶術, 未分類
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
今回は、久々に勉強法ネタ。
ちょっと変わった暗記ノウハウです。
といっても私が発案したのではなくて
OCPメンバーが思いついて
教えてもらったものなのですが、
面白かったのでご紹介。
よく英単語や文法、公式、年号など
勉強をするときに、「カード」で暗記をする
人は多いわけですが、
このカードの暗記は、
リングがついて束になったカードを
ペラペラとめくっていくのが
基本的なやり方だ思います。
この単純作業にちょっと飽きている人は、
気分転換にこんなやり方を試してみて下さい。
タイトルは、
【 ザ・かるた式暗記 】
説明しましょう。
これはカードで暗記する場合なら、
ほとんどのパターンで適用できますが、
ここでは英単語の暗記を例にして説明します。
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1、単語カードを用意する
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普通の単語カードを用意して
表に英語、裏に日本語を書きます。
ここまでは普通です。
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2、カードを机に並べる
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そのカードを机の上に、
「かるた」のごとくヽ(´▽`)ノ
ランダムに数十枚分を広げてならべます。
パッと見た感じは、
英単語がズラッと書かれたカードが
数十枚表向きになっているので
「英単語のかるた」のようなイメージです。
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3、各英単語の意味を当てる!
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あとは机の上にならんだカードを眺めて
目に入ったカードに書かれた
英単語の意味を思い出せるかチェック!
まずは頭の中で英単語の意味を思い出して
その後に、カードを裏向けて、
正解かどうかを確認します。
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4、正解ならカードをゲット!
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カードの裏を見て、正解だった場合は
カードを取って手元に集めていきます。
不正解だった場合は、
再度、カードを表向きにして元の位置に戻し
別の単語に行きます。
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5、全部を手に入れるまでやる!
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3~4を繰り返し、
机にならべたすべてのカードが
無くなるまでやり続けます。
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6、友だちと一緒にやるのもOK
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これを一人でやってもいいですし、
休憩時間に友達といっしょにやって
「一番たくさんカードを手に入れた人が勝ち!」
というルールでやるのも面白いでしょう。
やり方は、以上!
方法論としてはかるたにも似ていますし、
神経衰弱にも似ていますが、
個人的に楽しいはずのゲームに
「衰弱」なんて入れている
ネーミングセンスが気に入らなくて(笑)
「神経が衰弱するんかい!」
と毎回思ってしまうので
お正月の明るいイメージのある
「かるた式暗記法」と呼ぶことにしました。
最後にオマケ。
このかるた式で、
より暗記を強固にするための
プチテクもお教えしましょう。
かるたでも神経衰弱でもそうですが、
スタートしてしばらくすると
「あそこに、あのカードがあったな」
と、場所で覚えることができます。
が、ノートや教科書の暗記でもそうですが
暗記するときにこのような
「場所で覚える」
ということをやってしまうと
本当にその単語を暗記できているか
場所で覚えているだけなのかの
区別がつかなくなりやすく
本当に覚えたのかあいまいなまま
暗記したつもりになりがちです。
そこで、かるた式暗記をするときは
ときどき、机にならべたカードを
ランダムに並べ替えてください。
ぐちゃーっと。
「あ~~、あ~~、いやん、
あそこに、あの単語があったのに~(;д;)」
などと半泣きになりながら、
再度カードをぐちゃぐちゃに並べ替えます。
これが暗記をより確実にするコツ。
というわけで、カードの暗記に
ちょっとマンネリ感を感じたときは
気分転換もかねて、この
「かるた式暗記」を試してみて下さい。