- 2016-2-8
- 受験生が陥る不安・焦りの対処法
こんにちは、中西です。
一昨日、オンライン合宿のほうで
日本トップクラスの超難関大学
を目指しているT君から
以下のような相談を受けました。
今は受験の最終シーズンで
同じような状況の受験生も
いるかと思いますので
本人の許可をいただき
私の回答とあわせてシェアします。
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僕は今A大学合格を目指して
勉強しているのですが
B大学にも籍を置いています。
ここ最近、ふとした時に
「落ちてB大に通う自分」
を想像してしまうのです。 そのたびに
「イヤイヤ、俺はA大に 受かるんだぞ」
と自分に言い聞かせても
「落ちた自分」を考えてしまうのです。
勉強もやってはいますが
かなりマイナスの影響を被っています。
こなしてはいるけど‥という感じです。
正直、原因や対処法が全く分かりません。
このような時どうすれば良いのでしょうか?
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・・・という内容。
わざわざ私に個別に相談をしているので
本人としてはけっこう深刻だったの
だと思います。
この相談内容を読んで
「何をそんなに悩んでいるのか
よくわからないな」
と思う人はおそらく正常です。
しかし私も当時そんな感じだったから
よくわかりますが、
この時期はかなり神経がナイーブに
なっているので、
ちょっとしたことでも
モチベーション・集中力に影響が
出てしまうのです。
ただしその「ちょっとしたこと」は
本人にとっては大ごとなのですが。
今回のT君の場合、それは
「意識をどこにフォーカスするか」
という部分がポイントでした。
私の回答は以下の通り。
まんま転載します。
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<中西の回答>
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マイナスの結果が頭をよぎること自体を
否定しないことですね。
どんなチャレンジもマイナスの結果が
常に片方にあるわけですから
その想像自体は自然なことですよ。
自分が何を想像しても、やることをやらないと
現実は変わらないです。
逆に言えば、A大を合格した自分しか
頭に浮かばなくても
やることをやってなければ落ちます。
イメージや想像に意識を向けるのではなく
現実を変える唯一の方法である
「やるべきこと」
に意識をフォーカスしてみてください。
イメージや合格後の想像も大切ですが
今のT君のような状況なら、
「やるべきこと」だけに
意識を向けた方がいいです。
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<T君の返事>
そうですね。
毎日 やるべき勉強を
コツコツとやっていくことが 大事ですよね
試験後のことのことを考えすぎず、
「今」に集中して 頑張ります。
本当に有難うございました。
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・・・ということで、
現実を良くするためには、
現実的にやるべきことに
意識を向ける以外にない、
ということです。
(これはOCPの基本思想・
コンセプトでもあります)
いっけん当たり前の話なのですが
この当たり前のことが頭から離れてしまい
余計な思考が脳内をかけめぐって
苦しんでしまうことは少なくありません。
(とくに今みたいな
人生がかかった大事な時期は)
似たような状況だった人は
心配になる気持ちはわかりますが、
今はひたすら「やるべきこと」だけに
意識をフォーカスして行ってください。
それではまた。