- 2010-8-18
- 睡眠効率アップで集中力UP
「勉強のスタートが遅く、徹夜をすることが多いです。これは学力の低下につながるのでしょうか?」
そんなご質問をいただきました。
個人差のある部分であり、また状況にもよるので一慨にはいえないのですが、
基本的に、というか限りなく徹夜はしないほうがいいです。
そもそも健康的に極めて問題ですし、翌日の勉強の生産性も通常はガタ落ちになります。
また、睡眠不足は集中力・記憶力が落ちることも科学的に証明されています。
勉強する上で、徹夜をするメリットなどほとんどないといえるでしょう。
徹夜をせざるをえない状況があるとしたら、それは「どうしても翌日までに間に合わせなければならない」といった、
「超短期」で結果を出さなければならないときくらいだと思います。いわば“非常事態”のときです。
勉強はそもそも、長期にわたって継続できるかが最大の鍵を握っています。
もしも、質問者の方が、頻繁に徹夜をしているということなら、単に段取りが悪いか、時間の使い方が間違っている可能性が高いです。
この場合、悪いクセがついてしまっているといえるので、なんとしても早いうちにそのクセを直すべきです。
質問の中に「勉強のスタートが遅く」とありますが、これは「もっと早く始められるが、つい遅い時間にスタートしてしまう」ということでしょうか?
であれば、なおさら勉強の開始時間を早めるようにしてください。
これも結局は慣れの問題になります。
最初は、ふだんやり慣れてない時間にスタートすると違和感があるかと思いますが、がんばって1週間ほど続けてみてください。
次第にその時間に体のリズムが合ってくるはずです。
(もっと具体的なやる気の出し方などについては、今後このブログでドシドシ記事にしていく予定です。)
夏休みで生活リズムが不規則になりがちな時期ですが、
ぜひそんなときこそ、規則正しい生活リズムを維持して、暑い夏を乗り越えていってくださいね。