- 2025-2-17
- 睡眠効率アップで集中力UP
こんにちは、中西です。
ここしばらく、玄米のさまざまなメリットについて、シリーズでお届けしています。
これまでお伝えしていた通り、私自身はご飯の7割くらいが玄米になってきているのですが、
白米よりも明らかに調子が良いと感じていました。
それで調べてみたら、想像以上の様々な効果効能があって驚いています。
第1回目は、「玄米にダイエット効果がある」という琉球大学の研究結果をご紹介しました。
第2回目は、「玄米でメンタルが安定する」という女子栄養大学と新潟大学などの共同研究をご紹介しました。
第3回目は、「玄米には食後の血糖値を抑える働きがある」(≒食後の調子が良くなる)という、カナダのマニトバ大学と上海大学の共同研究をご紹介しました。
第4回目は「玄米は満腹感が高まる」という京都府立大学の研究をご紹介しました。
今回はシリーズの第5回目ですが、前回の満腹感アップの原因となっていた
玄米に含まれる GABA(γガンマ-アミノ酪酸)
が実はもう一つ、大きな効能を持っているという話です。
結論から言いますと、
【 玄米に含まれる GABA は睡眠の質を高める 】
ということが判明しました。
※参考
「新発見!昼間に摂取したGABAがその日の睡眠の質を改善~就寝前に限らず、日中摂取しても夜まで効果を発揮~(新実験結果報告)」
https://cdn.kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M103405/201803162050/_prw_PR1fl_AI2597s7.pdf
こちらの研究は、国際情報学術誌「Food Science and Biotechnology」にも掲載された内容で、
昼間にGABAを摂取することで、夜の睡眠において次の結果が得られたとのこと。
①いつもより7.5分早く眠りにつけた。
②いつもより深く、ぐっすり眠れた。
③いつもより熟睡度が高まった。
④いつもよりすっきり目覚められた。
ようは寝つき(入眠)が良くなって、しかも夜に深くすぐ眠れたということです。
おまけに起床する時にもすっきり目覚められるようになったとのこと。
玄米にはもともとトリプトファンやマグネシウムといった睡眠にプラスの影響が出る成分も含まれていますが、
最も睡眠への影響力が大きいのはGABAです。
ちなみに、白米にもGABAが含まれていますが、白米よりも玄米の方が数倍多くGABAが含まれています。
さらに、玄米と発芽玄米を比べると、発芽玄米の方がよりたくさん(数倍)のGABAが含まれています。
なので、睡眠効率を良くしたいなら、白米よりも玄米、玄米よりも発芽玄米がより良いと言うことになりますね。
ということで、ここまでの話をまとめると、玄米に含まれているGABAは、
メンタル安定・満腹感アップ・睡眠効率アップ
といいことだらけのようですヽ(´▽`)/
まぁ、あまり効果効能を期待しすぎるのも良くありませんが、白米よりはそういった効果があるのは間違いありませんので、
上記のようなメンタル・満腹感・睡眠効率に課題を感じている人は、一度玄米を試してみるのはアリですね。


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