- 2012-7-16
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こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
受験勉強というのは、「復習が命」です。
これが結論!もう動かぬ結論です。
「予習・復習」と並べた感じでよく言いますが、この2つはまったく重要度が違っていて、
圧倒的に復習の方が重要です。そもそも同列で並べて扱うことすら間違っている気がするくらいです。
予習というのは、ほとんどの場合、「授業を理解しやすくするための事前準備」ですから、その時点では何も実力につながりません。
ただし、授業をする先生側にとっては、生徒が予習をしてくれるかどうかは、
自分の授業における生徒の理解度に大きく関わります。
よって、必然的に「しっかり予習してこいよ!」を強調する傾向が強まります。
しかしそれは、あくまで「授業を理解させること」を主体にした論理です。
もっと言えば、「先生が自分の仕事を無事やり遂げること」を主体にした論理とも言えるのです。
「予習の徹底」だけをやたら強調するというのは、「生徒が実力をつけること」を主体にした論理とは到底言えないように思います。
なので、あまりにも「予習の重要性」ばかりを強調する先生は、疑った方がいいです。
「予習⇒授業」までの段階では、生徒は実力をつけていないわけですから。
生徒が実力をつけるのは
「授業⇒復習⇒復習⇒復習」
というプロセスでしかありません。
そこまで行って、初めて実力になるのに、
「授業はやったから、あとは自分で試行錯誤してがんばれよー」
みたいに、授業後の話は放置されることが少なくないです。
「授業は受けたけど、これ一体どうやって復習すればいいんだ??」みたいに思う授業を、私も何十個も受けましたから。
生徒ごとに復習のやり方が違うとはいえ、ある程度、復習のやり方のヒントすら説明がないのは、どうも違う気がするんですよね。
予習だけやたらと強調し、授業をやって一番重要な最後の詰めにあたる「復習のやり方」や「復習の重要性」などの話を一切しないのは、
ちょっと無責任な話ではないかなと思うのです。
もしかりに、そんな感じで先生が復習の話をまったくしなかったとしても、
あなたにとって大事なのは
復習・復習・復習
です。とにかく復習を徹底してください。
復習を徹底してやらないなら、授業を受ける意味は0に近いと私は思います。
今回かなり「復習の重要性」を強調したつもりですが、経験上これくらい強調してやっと丁度なのです。
それくらい、なぜか復習を軽視する人が多いので。そしてその姿勢が、致命的な時間の無駄を生むので。
【 受験勉強とは、徹底した復習のこと 】
だと思っておいて下さい。それくらいまで考えて、丁度いいくらいだと思います。