- 2012-5-8
- 効率的な時間管理術, 受験を突破する生活習慣術
こんにちは!早稲田集中力研究会の中西です。
家の環境にもよりますが、
自分の部屋にテレビを置いている人も
少なくないと思います。
ただ、受験生の人で部屋にテレビを置いている人は、
相当注意したほうがいいです。
テレビの恐ろしいところは、
「見る必要もない番組」「それほど見たいと思わない番組」
であっても、
テレビがついているだけで、
“なんとなく”ずっと見続けてしまう
性質がある点です。もうあなたも十分ご存じでしょう(笑)
ぜんぜん見る必要もない番組であっても、
テレビがついていると、
ついつい30分、1時間、2時間と見てしまう。
しかも「くっだらねぇ番組だな」とか言いながら。
じゃあ見なければいいのに見てしまう(;`O´)
テレビを視聴しているときの
1時間、2時間のスピードもすごいですね。
あっというまにすぎていきます。
でも、そのあっというまに過ぎ去った2時間を、
全国にいるあなたと同じ大学を志望するライバルは、
ずっと勉強しているのです。その差が毎日続きます。
よくありがちな失敗は、
「ニュースだけ見る」「あの番組だけ見る」
みたいに、見る番組を限定しようとするパターン。
私はこのパターンで成功した人の話を、
あまり聞いたことないです(笑)
部屋にデーン!とテレビが置いてあって、
そんな器用に「○○だけ見る」なんてことが
できる人は、まあ少数派。
あなたがそういう限定的な見方を
「完璧に」やれていると断言できるなら、
そのまま行くのもアリでしょう。
でも、
「まあ、だいたい不要な番組は見ないけど、
たまについ3~4時間見ちゃいます」とか、
「わりと、関係ない番組をズルズル
見ちゃうときもあるんです(ノ_・。)」
といった中途半端な状態であれば、
その「たまに」「ズルズル」が、
数ヶ月、半年単位で恐ろしい時間と
なっていることに気づいて下さい。
気づいた人はどうするか。簡単です。
「限定的に見る」なんて器用なことは
できないと悟る(-_-)。そして、
部屋からテレビを完全に排除する(押入にいれるなど)。
これに尽きます。
私は超がつくほどのスーパーテレビっ子
(というかテレビっ大人(-_-;))という恥ずかしい状態から、
ここ6年以上まったくテレビを見ない生活を
苦もなくできるようになりました。その秘訣は
この「完全排除」というやり方を導入したこと、
その1点に尽きます。
「必要な番組だけを、ピンポイントに見る。他の番組は見ない」
なんて器用なこと、少なくとも私には不可能でした。
部屋にテレビがあるのに「我慢」していたら、
ずっとイライラしっぱなしだったでしょう。
「コンセントを抜く」とか、甘いと思われます。
あの強烈な誘惑は、その程度では
挫折する可能性が高いです(笑)
高校1~2年生でテレビを見てしまう悩みがあるなら、
まだかわいいのですが、
受験生で「テレビをついつい~」とか
言っているようでは、
受験のスタートラインにすら立ててないです。
テレビなんて、大学に入ったら死ぬほど見れます(見たければ)。
中途半端な禁欲をするから、
挫折感が毎回あって自己嫌悪に陥ります。
本気で時間を有効に使いたいなら、
ぜひ思い切ってテレビを部屋から排除してしまいましょう。
最初は部屋がシーンとしてる状況に耐えられず、禁断症状が出るかもしれませんが、
1週間で慣れます。
その後、自分がこれまで無駄にした時間への
大いなる後悔はするでしょうが、
同時にテレビの誘惑にフラフラさせられない、
おそろしく気持ちのいい日々が
送れることをお約束します。
4月から受験生の人は、志望校の合格を手に入れるまでは、
「部屋からテレビを完全排除する」
ことを強くおススメします。